Save Our Scene: 楽曲とマーチャンダイズの購入

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    Thu, 14 May 2020, 05:30
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    Resident Advisor
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  • 新型コロナウイルスのパンデミックに影響を受け、支援を必要としている人々のための、有益なリソースを紹介。
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  • 新型コロナウイルスことCOVID-19のパンデミックの中、エレクトロニックミュージックコミュニティ(およびその他)をサポートしよう。 ライヴミュージック業界に大打撃が生じている現在、様々なオンラインリソースが生まれており、そのいくつかを以下にまとめた。 楽曲 • Ko-TaとK.HamawakiによるユニットLiiebermannが新作EP「Three Answers」をリリースした。収益はCOVID-19に影響を受けている釧路、北見、斜里のヴェニューへの金銭的支援の為に使われる。 • 東京・落合のエクスペリメンタルヴェニューSoupBandcampページを開設。縁の深いアーティスト30組以上による音源を、順次Name Your Price方式でリリースしていくという。 • ベルギーのクラブC12がレーベルを立ち上げ、全10作に及ぶコンピレーションシリーズ『Social Distancing』をスタートした。第1弾にはNeila、Siweiらが参加しており、今後は2週間ごとに続編をリリースしていく。 • ベルギーのVoltage Festivalが、ローカルシーンで活動するアーティストにフォーカスしたコンピレーション 『Transistor』を4月30日にリリースする。本作の収益の75%は、75 percent of proceeds from the compilation will go to the artists, who include HadoneFarragoKr!zEmily Jeanneといった参加アーティストの元に届く。 • ミラノ拠点のエレクトロニックミュージックアーティストがタッグを組み2パートコンピレーション 『Together』を制作。収益はミラノのサッコ病院とその従業員へと寄付される。第1部はこちら、第2部はこちらで発売中。The Analogue CopsSofaTalkMatteo Manzini & Fabrizio Mauriziらが参加している。 • Neel主宰のマスタリングスタジオEnisslabが全56曲収録のコンピレーション『WorldWideWindow』をリリースDonato DozzyCaterina BarbieriPeter Van HoesenRødhådDJ Nobuらが参加した本作の全収益は赤十字社へと寄付される。 • 音楽配信・情報サイトOTOTOYが、ライヴハウス支援企画Save Our Placeをスタートさせた。同企画に賛同したミュージシャンやレーベルは同サイト上で未発表音源をリリースし、売上を寄付する施設を自ら選択することができるという。 • イタリア人デュオTale Of Usが、31曲収録の新作コンピレーションUnityを自身らが主宰するレーベルAfterlifeからリリースした。彼らはさらに、Agents Of Time, Mathame, Josh Wink, Anii, Recondite, Stephan Bodzin、そして自身らの楽曲をフィーチャーしたミックス『Voyage』をリリース。全収益は、イタリア国内でも最も被害が拡大しているロンバルディア州のCOVID-19医療支援基金へと寄付される。 • イタリアのテクノレーベルSuburban Avenueがコンピレーション作品『The Italian Resistance: Music Against The Virus』をリリース。Neel, Alessandro Adrianiらが参加した同作の全収益はイタリア赤十字社に寄付される。 • Konstruktは、Yves De Mey, ASC, Peter Van Hoesenらをフィーチャーしたコンピレーション作品『This Is Not A Drill Vol. 1』の売り上げをオランダ赤十字社に寄付する。 • ロンドン拠点のコレクティブSIRENのメンバーであるJAYとレーベルBlank Mindを主宰するSam Purcellは、全8曲収録のコンピレーション『The Birds That Mimic Solitude - Vol I』をキュレーと。JAY, Bianca Scout, Soreabらの楽曲を収録しており、売上はすべてNational Emergencies Trustへと寄付する。 • 3月20日(金)、Bandcampはパンデミックに影響を受けたミュージシャンをサポートするために販売手数料を免除した。「多くのアーティストにとって、1日の売上アップが家賃を払えるか否かに関わってきます」とBandcamp Dailyで訴えかけた。その結果同日の売り上げは、通常の1日の売り上げの15倍である430万ドルとなった。この手数料免除デーは、今後3ヶ月間の第1金曜日に実施されることが決定した。 • Mixcloudもアーティストをサポートするためのいくつかの方法をオファーしている。3ヶ月間、同プラットフォームはサブスクリプションサービスMixcloud Selectのレヴェニューシェアを免除するほか、Proプランを3ヶ月無料で提供し、これによってファンはSelect経由でアーティストをサポート可能となる。詳細はこちらからチェック。 • 個々のアーティストが立ち上がり始めている。GrouperはBandcampでの売り上げを全額、今月末まで「COVID-19の相互扶助」に寄付すると発表。一方DJ Harveyは、5年ぶりにリリースしたライヴミックスの収益を慈善団体に寄付するという。 • レーベルをサポートするのにどうしたらいいか分からないという方は、我々がLabel Of The Month特集で紹介したレーベルの多くはBandcampアカウントを持っているのでチェックしてみよう。その他に、UIQHyperdubNNA TapesTTLocal ActionBittaといったレーベルもチェック。 • Don't Stop The Danceは「音楽を循環させ、コミュニティを強く保つための、ダンサーからDJまでをサポートするディレクトリ」。ファンはDJs via PatreonやVenmo、そのほかのエクスクルーシヴコンテンツを通じてDJたちに寄付することができる。 • 多くの人たちが、アーティストの楽曲を直接購入することによるサポートを促すためにBandcampで埋め尽くされたTwitterスレッドをシェアし始めた。ニューヨーク拠点のコレクティブbizaarbazaarこちら、Native Instrumentsのスレッドはこちら、そしてRAのAndrew Ryceがこちらで楽曲を紹介している。 • warm winters ltd.創設者のAdam Badí Donovalが、今回の危機に影響を受けているエレクトロニックアーティストのリストをBuy Music Clubでコンパイルしこちらに掲載。Cafe OTOのFielding HopeによるリストはこちらChris SSGによるリストはこちらToreiのリストはこちらAsparaのリストはこちらからチェック。 テック • Pioneer DJのDJM-REC for iOSの90日間無料体験版が5月6日まで公開中。ダウンロードはこちらから。 • Soundtoysは同社のプラグインEffect Rackを6月30日まで無料配布中。こちらから入手可能だ。 • AbletonはLive 10 Suiteの90日間無償体験版を提供中。ダウンロードはこちらから。 • MoogはiOSアプリMinimoog Model Dを無料配布中。ダウンロードはこちらから。 • KorgはiOS / Android向けアプリKaossilatorを無料配布中。現在こちらからダウンロード可能。 レコードショップ • クラブイベントとフェスティバルの他に、レコードセールスもこの業界にとって不可欠なものだ。Bandcampは今回のパンデミックの中で、同プラットフォームがアーティストをサポートできる素晴らしいリソースであることを立証した。だが、今もレコードを買っているという方は、ぜひあなたの地元のショップでショッピングを。 • 日本ではDisk Unionの全店舗や東京のTechniqueLighthouse RecordsFace Records、大阪のrare groove、名古屋のPigeon Recordsなどが店舗営業を休止し、オンラインのみの営業に切り替えている。 • 下北沢のレコードショップDisc Shop Zeroは、今年2月にオーナーの飯島直樹氏が死去したため間も無く閉店する。大量の在庫の販売と閉店に伴い発生する費用を募るCampfireキャンペーンが、5月1日からスタートした。 • さいたま市のmore recordsがオンラインショップのチャット機能を追加。店舗に来れないユーザーに会話しながらオススメ音楽を提案していくという。 • ロンドンのレコードショップVinyl Pimpは現在も営業を続けており、コロナウイルスの感染拡大を抑えるのに役立つ対策を紹介した。ブリストルのIdle Handsもまた営業を続け、コミュニティに向けて「今後数週間、どんな方法でもいいので私たちをサポートしてほしい」と訴えかけた。 • アメリカではRS94109Gramaphone RecordsSuper ElevationといったショップがDiscogsアカウントをこまめに更新している。 • ベルリンの人気ショップHard Waxはウェブ通販、あるいは予約制で営業中。 マーチャンダイズ • 上海の実験クラブミュージックの中心地ALL Clubが、資金調達のために投げ銭方式でマーチャンダイズを販売開始した。WeChatへの投稿によると、同ヴェニューは今月末までに30万中国元を調達できなかった場合、閉店しなければならないという。詳細は英語版サイトのニュースをチェック。 • 東京のLiquidroomが“We will meet again”と題し、電気グルーヴと坂本慎太郎とのコラボレーションによるTシャツシリーズを販売開始した。 • 北海道の名門クラブPrecious HallがドリンクチケットとTシャツを販売中。 • Charlotte de Witteは自身がデザインしたTシャツをオークションに出品中。オークションは、 こちらで毎日18時(CEST、日本時間午前1時)からスタートする。収益はベルギーのKing Baudouin Foundationへと寄付される。 • UKのプロモーターOriginsはソーシャルディスタンシングをテーマにしたサッカースカーフを販売し、売上をNHSに寄付する。入手はこちらから。 • 1周年を迎えたパリのNodd ClubがClub Where Soul Mattersキャンペーンを開始した。デザインはEverpressでチェック。全収益は様々なチャリティ団体へと寄付される。 • Defectedがアパレルラインの新作をローンチした。 こちらでチェック。 • 東京でsolfa、Batica、COUNTER CLUBなどを運営するトゥー・ファイヴ・ワンが、「良いものは決してなくならない」、「明けない夜はない」という2つのメッセージをテーマにしたTシャツを販売中。 • 4月の開催が中止となったRainbow Disco Clubは、2020年エディションのために製作したマーチャンダイズを販売中。 • Everpressが、インディペンデントレーベル、プロモーター、アーティストのグッズを、こちらでまとめて紹介している。 • Mor Elian主宰レーベルFever AMTシャツを販売中。 • ブリュッセルのC12、Kiosk Radio、Crevette Recordsがタッグを組み、“Support Your Local Scenes”Tシャツを製作。こちらで購入可能。 • 見に行く予定だったライヴショーが中止になったという方は、そのアーティストのBandcampページをチェックしてサポートしよう。例えばYves Tumor & Its Bandはワールドツアーの規模を大幅に縮小したが、BandcampでツアーTシャツを販売中だ。 読み物リスト • パソコンやスマホの画面、そして恐ろしいスピードで更新されるニュースと距離を置きたいというあなたには、読み物を探してみることをオススメする。CYKのメンバーとしても活動する東京拠点のDJ KOTSUが、デジタルZINECrossbreedをローンチした。「#Stayhome をする中で楽しんでいただいたり、何かを考えてもらうきっかけになれば」と本人はコメント。ZINEは彼が新たにオープンしたUntitled Storeにて購入可能だ。 その他の支援方法は: 支援の申し出 / 受け入れ寄付ヴァーチャルイベントに参加する。 日本周辺のダンスミュージックコミュニティにCOVID-19の影響について話を訊いた特集記事を合わせてチェック。自主隔離をしている方には、その間に見たり、読んだり、聞いたりするコンテンツをこちら(英語版サイト)で紹介している。 この記事はその他のリソースが分かり次第随時更新します。提案のある方は [email protected] (日本語は [email protected])までご連絡ください。 最新のCOVID-19の感染拡大状況は、ジョンズ・ホプキンズ大学によるインタラクティブマップをチェック。