エレクトロニック・ミュージック業界向けのメンタルヘルス・ガイドの日本語版が公開へ

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    Thu, 21 May 2020, 03:40
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    Tomoko Naoshima
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  • COVID-19による不安やストレスが広がる中、メンタルヘルスの維持がますます重要に。
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  • エレクトロニック・ミュージック協会(The Association For Electronic Music、以下AFEM)が、エレクトロニック・ミュージック業界に向けたメンタルヘルス・ガイドの日本語版を公開した。 昨年10月に公開された『The Electronic Music Industry Guide To Mental Health』は、2016年にリリースされた『Music Managers Forum Guide to Mental Health』をアップデートしたもので、Help Musicians UKとMusic Supportといった団体とともに制作された。本ガイドは、孤立感や孤独感を感じやすいエレクトロニック業界の人々が抱える不安、うつ病、アルコール、薬物乱用/依存症、ワーク・ライフ・バランス、睡眠の重要性といったメンタルヘルス問題を取り扱っている。 日本語版ガイドはこちらからダウンロード可能だ。 2019年5月にスウェーデンのデジタルミュージックディストリビューターRecord Unionが行った調査によると、インディペンデントミュージシャンの約7割がメンタルヘルス問題を抱えていることが分かった。また、2018年にはスウェーデン出身のスターDJ Aviciiが亡くなったことにより、この業界の危機的状況が浮き彫りとなった。 AFEMのTristan Huntは、本ガイドの日本語版リリースに向け次のようにコメントしている。「AFEMの『The Electronic Music Industry Guide To Mental Health』が日本語版になったことを嬉しく思っています。これを実現するために尽力してくれた、東京に拠点を置くAFEMの会員でもあるSoundmain、特に翻訳の構想を担当してくれた岩永氏に感謝したいと思います。世界が封鎖され、孤立化が私たちに影響を与えている今、私たちの心の健康を守ることがこれほど重要になったことはありません。このガイドが、この激動の時代やその先で困難に直面している私たちのお役に立てることを願っています」