Berlin Atonal presents New Assembly Tokyo - Day 2

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  • ダンスミュージックを中心にキュレートされた二日目は、ベルリンを拠点とするLaurel HaloやSighaなどのアーティストに加え、デトロイトテクノの重鎮DJ Stingray 313を迎えた、幅の広いラインナップだった。深夜前の早めの時間からスタートしたDJセットにもかかわらず、Laurel Haloはすぐにメインフロアを沸かせた。無駄のないミキシングで次から次へとテンポ良く、ダンサブルなトラックを展開していく。テクノ、アンビエント、ファンク、ハウスと、ジャンルを超えてまとまりのあるセットを披露したLaurel Haloには深く感心させられた。パーカッションとグルーヴの効いた選曲でオーディエンスを飽きさせることなく、2時間以上もの間、皆踊っていた。 次に、日本からはBooty Tune主宰のDJ Fulltonoが登場。ゲットーミュージックと呼ばれる、非常に複雑なリズムで構成されるフットワークを今回のラインナップに混ぜたことに、Berlin Atonalの遊び心と前衛的な姿勢がうかがえる。ボーカルトラックなどはプレイせずに、ミニマルなサウンドを基調としたセットを展開。いつのまにか変化していくリズムとそのスピードに頭はついていけなくとも、体は自然についていく。フットワークの面白さを掘り下げたセットだった。 サブルームでは東京在住のRenick Bellがライブコーディングを交えたエキスペリメンタルなセットを披露。一度に流れてくるメロディやリズムがどう変化し、どうプログラミングされているのかを、自身が制作したプログラミングツール「Conductive」の画面を投影することでオーディエンスをさらに引き込んでいった。実験的なサウンドであると同時に、Renick Bellのセットはダンスミュージックらしいノリを保っていたことが印象的だった。 Tokenからニューアルバムをリリースするタイミングで来日したSighaは、熱心に彼の登場を待つファンを前に、モジュラーシンセやドラムマシーンなどの機材と共に登場。アンビエントなサウンドで始まったライブセットは、轟音と共にゆっくりとフロアをダークなムードへ引き込んでいく。ドラムが加えられ、トランス色の強いサウンドへと変わっていくスタイルは、まさに強靭なテクノそのもの。リアルタイムのライブセットでオーディエンスの興味を保つことはそう容易くないが、ムードを仕切りながら変化を盛り込む事で、Sighaはスキルを見せつけていた。 Sighaのダークな空気から一転して、DJ Stingray 313はレトロなサウンドのエレクトロでスタート。朝4時のスタミナ切れのオーディエンスにとっては歓迎の展開だ。トラックを1分ごとに切り替えながら、ユーモアの余裕をも感じさせるベテランならではのプレイを披露。ゲーム音にも似たドラムマシーンのサウンドやエレクトリックなベースラインでオーディエンスを夢中にさせた。これだけめまぐるしくトラックをミキシングしていきながらも聴いている側が疲れないのは、一貫したグルーヴを築いていたから。流石DJ Stingrayだ。 朝5時半になっても一向にバテる様子もなくアシッドに踊るオーディエンスを見ると、彼の実力がはっきりと伝わる。