Baba Stiltz, Samo DJ, Tzusing - A Slice Of Heaven

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  • 本名Sam ForsbergことSamo DJはサンプリングマエストロだ。スウェーデンのプロデューサーである彼が2015年にリミックスしたFlyerの"Get Back Your Love"は、非常に軽快な仕上がりだった。彼が数年前にL.I.E.S.へ提供した「Tai Po Kau」では、Rolf Trostel、Jeremih、Paul Johnsonなど、キワどいサンプルネタが使われていた。しかし"Hollabackboi"では、彼と上海拠点のプロデューサーTzusingは少し違うアプローチを取っている。Public Possessionの最新コンピレーションEPにフィーチャーされた同トラックでふたりは、実はサンプリングではなく、Gwen Stefaniの"Hollaback Girl"のドラムプログラミングを再構築している。その仕上がりは素晴らしく、快活なシンセのメロディに対して鳴らされる硬質なブレイクビーツは2005年のStefaniによる同ヒットソングを模している。 本作にはForsbergもソロでトラック"Triad Board Meeting"を提供しており、アジアン・ギャングスタ映画のサンプルネタにして密かにうねりを上げるベースラインに組み合わせている。香港に3年間住んでいたことのあるスウェーデン人の彼は、定期的に東洋の影響を自分の制作に落とし込んでいる。例えば2013年に彼がL.I.E.S.からKWC 92としてリリースしたコラボレーションアルバムは、九龍城砦に感化されたものだ。ストックホルムの同郷仲間であるBaba Stiltzも2曲のトラックを提供している。"Beirut"では摘み出されたようなメロディが心地いい土着的な感覚を生んでおり、"Pacific Times"ではフィルターをかけた旋回するシンセとかわいらしいパーカッシブな要素を中心に据えてトラックが展開していく。しかし本作の目玉は"Hollabackboi"だ。素晴らしく間の抜けたトラックを発表したPublic Possessionはこの手のハウスミュージックの特許を持っているのかもしれない。
  • Tracklist
      A1 Samo DJ - Triad Board Meeting A2 Baba Stiltz - Pacific Times B1 Baba Stiltz - Beirut B2 Samo DJ & Tzusing - Hollabackboi
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