Shlomi Aber - Takeover / Street Works

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  • Redshape、Eduardo De La Calle、そして、Somneの作品を発表しながら、その間、Source DirectをDemdike StareとBlawanに組み合わせる大胆さをレーベルが持ち合わせても大丈夫になってくると、次に何が来ても受け入れられる気がしてくる。Nonplusは単にレーベルのイメージにこだわるのではなく、テンポやジャンル、そして、個々のアーティストを超越する一貫性と共に運営されている。次にレーベルの仲間入りを果たすのはShlomi Aberだ。 タフなテックハウスにより、イスラエルのShlomi Aberは自身のレーベルBe As One以外でも、OvemやRenaissanceといったレーベルのレギュラーとなった。しかし、それだけだと決めつけるのはまだ早い。"Takeover"は完全にNonplusの音だからだ。ボーカルループと全体的に威嚇的な姿勢は、BoddikaやJoy Orbison、そして、レーベルが巧みに混ぜ合わせてきたヒットアーティストらと共振しているが、Shlomi Aberはここでも自らのルーツを蔑ろにしたりはしていない。すべてを増強し、強力な武器を携えたテックハウスの影がちらついているのだ。辛辣であり、高圧的で尊大でもあるこのトラックをプレイするにあたって、すべてが滅茶苦茶になってしまわないように気を付けなければならない。Bサイドの"Street Works"では無礼さが弱まり、喧噪少なく躍動するダークでむずかゆいハウストラックに仕上がっている。
  • Tracklist
      A1 Takeover B1 Street Works
RA