Planetary Assault Systems - The Eyes Themselves

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  • Luke SlaterによるPlanetary Assault Systemsが新作を発表する時、そこにハイプな要素は無いに等しい。しかし、だからこそ、彼のトラックは常に素晴らしいのかもしれない。イギリスのどのテクノアーティストよりもクオリティの高い楽曲を提供しているのは、Slaterだと言っていいだろう。20年間に及ぶ彼のキャリアの中では、テクノの名曲が生み出されている。Planetary Assault Systemsは、吹き荒れる攻撃性を持ったクラブミュージックを制作する名義として広く知られているが、それは彼の音楽性の一部にしか過ぎない。Planetary Assault Systemsのカタログの中には、ディープな路線のトラックも相当量あるが、ピークタイム仕様のトラックの方がインパクトがあるため、忘れられていることが多い。しかし、Mote-Evolverから発表されたPlanetary Assault Systemsの最新作「The Eyes Themselves」を聴けば、Slaterの音楽が持つソフトな一面も、タフな一面に負けじと素晴らしいことを思い出させてくれるだろう。 2011年の"Rip The Cut"や、2013年のメロウトラック"Nanendi"など、Planetary Assault Systemsが最近リリースしている楽曲はどれも、ヒプノティックなサウンドを展開しており、「The Eyes Themselves」でも、勢いではなく、意識に直接訴えかけることに焦点があてられている。タイトルトラック"The Eyes Themselves"は、ビートとベースラインがサイファイなフレーズへとモーフィング変化していく様に全意識が惹きつけられるブリーピーなトラックだ。ハウシーになっている"Strange Attractor"も同じく宇宙を感じさせるが、より機能的なトラックになっている。今回、最も男臭さを感じさせるのは、"Arc"だろう。ディープなトラックを収めたAサイドに対して、素敵な対比となっている。
  • Tracklist
      A1 The Eyes Themselves A2 Strange Attractor B1 Arc
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