RA
Events
Music
Magazine
Store
Search
Person
My account
Menu
Events
London
Festivals
Music
RA Podcast
Reviews
Mix of the day
Playlists
Magazine
Features
Films
RA Exchange
News
ArrowLeft
Reviews
Circle
Events
SónarSound Tokyo 2013 Day 2
Published
May 7, 2013
Words
Danny Masao Winston
Share
Facebook
X (Formerly Twitter)
WhatsApp
4月7日、15時。昨日の嵐が嘘のように快晴。オールナイトであった1日目はダンスミュージック・アーティストのライブやDJがメインだったが、デイイベントの2日目はバンドのライブやトークショウなども加わり、ちょっと違った雰囲気が楽しめるようになっていた。会場に入ると、メインステージのSonarClubではShiro Takatani:Chromaのパフォーマンスが繰り広げられていた。息を呑む美しさに目と耳を奪われつつも、SonarLabを覗いてみると、爽やかな青空の下でTofubeatsがプールサイドを盛り上げていた。SonarComplexでは『The Outer Edge』の上映が行われており、Red Bull Music AcademyのSonarDomeではsauce81が渋くグルーヴィーなサウンドを響かせていた。
では、まずはSonarDomeから流れをレポート。その後Yosi Horikawaが登場し、カリンバなどを演奏しながら、深くて美しい音風景を表現。続いた男女の2人組 Nguzunguzuは、阿吽の呼吸でハウスからベース、トラップまでを絶妙にミックスし、フロアを沸かせた。そして、18時ごろにSpace Dimension Controllerのライブがスタート。アトモスフィアリックなサウンドに自身のナレーションを生で被せ、スペーシーな前半からファンキーな後半へとストーリーが展開する、コズミックでSDCワールド全開なセットであった。その後、OM Unitがダブ、ジャングルといったベースヘヴィなセットを繰り出し、Illum Sphereがジャングルからヒップホップ、エレクトロやブギーへと縦横無尽にジャンルやBPMを跨ぎ、多彩なプレイを魅せた。
一方、屋外のSonarLabでは、Tofubeatsに続いてSoichiro Tanakaがプールサイドを更にヒートアップ。17時半ごろ、Green Butterのミニマルでドープなビーツが響き出すと空気が一転。音の隙間が心地良い彼等のライブが終わると、Pinchの出番だ。Sherwood & Pinchのプレイとはまた違った、本人のカラーを存分に出した選曲でフロアは終始大興奮。その後はDJ Nobuがストイックなセットで最後まで熱量をキープし、ラストを飾った。ところで、SonarLabでは真っ白な服に身を包みプールサイドで華麗な踊りを披露する“白の貴公子”がフロアの注目を集めており、ネットでは彼がベストアクトとの呼び声も。どうやらSonarの名物客のようだ。 SonarComplexでは、『The Outer Edge』の上映後、Fragment x 蛍光灯バンドのライブが行われた。蛍光灯を大胆に使用したパフォーマンスに観客の空いた口は塞がらず。楽器では無いもので音楽を作ってしまうという発想と、それを可能にするテクノロジーの進歩に感動した。更に、今回アートインスタレーションを行ったアーティストのトークセッションが行われ、『Bibliomania』の上映も行われた後、Shiro Takataniのトークセッションが決行。先鋭クリエイターの興味深い話を生で聴くことができた。19時を過ぎたころ、DJブース前にテントが張られ、198000000YEN (イチキュッパ)のライブがスタート。こちらも現在の音楽の常識を逸脱した未来的なライブであり、彼等のクリエイティビティに感銘を受けた。
さて、メインステージのSonarClubだが、Shiro Takataniの後はToe。いきなり名曲「グッドバイ」を披露し、一気にオーディエンスを彼等の世界に引き込んだ。後に続いた女性の3ピースバンドにせんねんもんだいは、最低限な音数で、切れ味のある重厚なミニマルテクノサウンドを轟かせた。18時を過ぎたころ、Darkstarのライブが始まった。どこまでも漆黒で、果てしなく美しい音色と狂気のリズムの融合であった。今回はバンドセットで挑んだNicolas Jaarのライブは、アンビエントでビートレスに始まり、散々焦らしに焦らした後、たまらなくダンサブルなセットへと展開。前衛的で神秘的な残響に心を奪われる、鳥肌ものの1時間であった。そして大トリは、本邦初公開のバンド形式のソロライブが話題であったKarl Hyde。ソロ曲だけでなくアンダーワールドの曲のバンドアレンジも挟みながら、静謐でメランコリック、オーガニックでドラマチックな音色に、しなやかに伸びる叙情的なKarlの歌声が交わり、アンダーワールドとは違った魅力をみせた。いつまでも若々しいカールは少々ダンスも披露し、楽しそうに演奏をしていた。こうして刺激的で夢心地だった2日間は穏やかに、美しく幕を閉じ、心地よい疲労と言葉にできない余韻に浸りながら、帰路についた。
RA
Discover
About
̸
Tickets
̸
Resale
̸
Advertise
̸
Jobs
Get RA apps
RA Guide
̸
RA Scanner
Are you a promoter?
Submit event
London
Language
English
Privacy
·
Terms
·
Cookies
·
Sitemap
© 2024 Resident Advisor Ltd. All rights reserved.
YouTube
SoundCloud
Spotify
Itunes
X (Formerly Twitter)
Facebook
Instagram
RA
Log in
Search
Search
Home
Events
̸
London
̸
Festivals
Music
̸
RA Podcast
̸
Reviews
̸
Mix of the day
̸
Playlists
Magazine
̸
Features
̸
Films
̸
RA Exchange
̸
News
Store