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Sonar Sound Tokyo 2012 Day 1
Published
May 7, 2012
Words
Yukari Takanose
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2002年、2004年、2006年、そして2011年に続いて今年で5回目の開催となったSonarSound Tokyo。会場は、メイン・フロア(Sonar Club)、Red Bull Music Academyのテント型ステージ(Sonar Dôme)、プール・サイド(Sonar Lab)、と入り口にあるフロア(Sonar Complex)の4構成になっており、初日である4月21日は20時からオールナイトでの開催であった。
私が会場についた24時前後にはどこもかしこも人で埋めつくされ、お客さんも老若男女、国内外と様々であった。本場Sonarバルセロナは、パーティー気分一色の若者が良い意味でも悪い意味でも盛り上がる印象(ステージ前方では、誰が押したか押してないかの血気盛んなやり取りや、セクシーなお姉さん達の意地の張り合いの現場を目撃することも多々)である一方、ここageHaはイベントのはじめから終わりまで、ピースフルな雰囲気いっぱいに包まれていた。
昨年に劣らず今年も豪華なラインナップで見逃すアーティストも多かったのが残念なところだが、深夜1時になると、この日のハイライトの1人、Warpの重鎮アーティストClarkが登場。最新アルバム『Iradelphic』が、RAのレビューで「古臭い」「彼にとってキャリア史上最も一貫性のある作品であると同時に、皮肉にも最も興味をそそられない作品でもある」などと叩かれていたが、そんな言葉を頭によぎらす一切の隙を与えないセットを披露してくれた。ブレイクビーツ、ハードなテクノスタイルのサウンドから不協和音なシンセループが生み出す美しいメロディーまで、IDM感たっぷりなライブを披露。ライブが始まるやいなや、Sonar Club内には人がパンパンだったにも関わらず、彼のド変態プレイについていけない人たちがフロアから姿を消していく一方、真のClark好きがサバイバーとして残り、彼の音に酔いしれている姿が印象的であった。
Clarkのライブが終わり、「Squarepusherまで余裕があるな。他をチェックする時間がありそうだ。」と、Sonar Clubを後にし、Sonar Dômeへと会場を移す。Red Bull Music Academyがブッキングを行なったSonar Dômeでは、南アフリカ出身のCuloe De Songが軽快なディープ・ハウス・セットを披露。彼からバトンタッチして登場したのは、日本人ハウス・テクノ・アーティストのHiroaki OBAだ。Red Bull Music Academy卒業生であり、ここ2、3年を通してヨーロッパ・ツアーもこなす彼のオリジナル曲で構成されたライブセットは、4/4ビートを基調に、OBA氏が得意とする爽やかなシンセサイザー音が乗ったもので、ステージ前方には気持ち良さそうにしている女性の姿が数多く見られた。テントを後にしSonar Clubに行くと、そこにはこの日一番注目されていたであろうTom JenkinsonことSquarepusherが登場。先ほどよりも観客の数が増加しており、結局一番後ろの後ろでみるはめになった。「最近あらためてピュアなエレクトロニック・ミュージックというものを考え始めたんだ」というTomの言葉と共に発表された最新アルバム『Ufabulum』からのライブ・セットが披露され、ステージ全面に張られたスクリーンと、スターウォーズのストム・トルーパーのようなTomのかぶるヘルメットが全てLEDスクリーンになっており、先日発表されチェックしたプロモ映像が目の前で披露され、ステージから距離があったにも関わらず、迫力満点のパフォーマンスであった。
観客の熱気が伝わるムンムンとしたSonar Clubを後にし、現在ベルリン在住のAkiko Kiyamaのライブをチェック。安定感のあるダークなサウンドがSquarepusherのド派手なライブと相反して、興奮した気持ちを良い意味で安定させてくれた。そして一日目の最後を飾ったのがSteve Spacekと、この日Global Communicationとしても登場していたMark Pritchardから成るAftica Hitechだ。DJ Rashadをはじめとするジュークアーティストの作品からジャングル、ドラムンベースにダブステップまで、ベースミュージックをたっぷり味わえるライブ・セットを披露。Markの「Elephantdub」から、Steveがメロウなヴォーカルと共にヒップホップ・チューンが最後の最後にプレイされた。メインフロアのスクリーンが、ワンチャンの写真のスクリーンセーパーに切り替わったハプニングもあったが、激しいドラムンベース・トラックに、♡で埋め尽くされたワンちゃんの写真が何ともシュールかつ可愛らしく、笑いまでも誘ってくれた。残念ながらアンコールはなかったものの、Steveの「Thank you!」という言葉で終わった、Sonar一日目は、最高級といってもおかしくない極上のビジュアルとサウンドのシャワーを浴びることの出来た一晩であった。
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