RA.615 SHYBOI

  • Published
    12 Mar 2018
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    132 MB
  • Length
    00:59:40
  • ジャマイカ出身のブレイクスルーDJによる容赦ないテクノセッション
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  • SHYBOIは“チル”しない。ダンスホールをプレイしようがテクノをプレイしようが、その共通する特徴は激しさのレベルにあり、10点中9点を下回ることは滅多にない。ジャマイカ出身のDJ、プロデューサー、ビデオアーティストである彼女は、ブルックリン拠点のコレクティブDiscwomanのコアメンバーとして、Ciel、DJ Haram、Volvox、Umfangといったアーティストと共に活動している。また、彼女はかつて、2016年にRAが特集記事を組んだクイアDJたちによる挑戦的なクルー、KUNQにも所属していた。彼女のセットは目まぐるしく、そして予測不可能であり、ルール無しのハイブリッド・クラブシーンで名を上げた彼女だが、最近ではテクノの世界でも注目され始めている。 そのアウトサイダーな視点こそが、彼女の4つ打ちが新鮮に聞こえる理由である。今回のRAポッドキャストを聞けば分かるように、彼女はエクレクティックになりすぎることなく、幅広いスタイルの間を行き来する。「私はテクノ環境の中で、東海岸クラブやソカ(ソウルとカリプソが融合したカリブ音楽)をプレイすることだってできる。だってこういうジャンルは互いに対話しているから」と、彼女は語る。「ハイブリディティの精神はまだ失っていない」。このオープンマインドさによって、彼女はHelena Hauffとの共演や(2人は先週金曜日に英シェフィールドでステージを共にしたばかり)、その数週間後にはJuliana Huxtableとの共演(ミラノで3月30日に予定)を実現しているのだ。DJしていない時の彼女は、大抵いくつものビデオアートやパフォーマンス、ドキュメンタリープロジェクトを同時進行しており、そこにあるコンセプチュアルな考え方は、彼女の音楽にもよく滲み出ている。