RA.613 East Man

  • Published
    26 Feb 2018
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    137 MB
  • Length
    00:59:40
  • ハイテック・グライム
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  • Anthoney J Hartは、ダンスミュージックの歴史家のような人物だ。Basic Rhythmというプロジェクトでは、彼はハードコアやジャングル、初期ドラムンベースといったオールドスクールなUKの海賊ラジオ・ミュージックの、パワフルな変異系をリリースしている。また、彼はレコードの歩く百科事典のような存在でもある。彼の最近の企画の1つであるミックスシリーズStraight From The Bedroomでは、UKのレイヴ/ハードコア時代における重要トラックが系統的に紹介されている。そしてImaginary Forces名義では、これらのスタイルから受けた影響を歪め、もっとずっとノイジーでアブストラクトな作品をリリースしている。そんなHartの最新プロジェクトであるEast Manで、彼は真のインスピレーションの歴史家となった。カルチュラル・スタディーズの研究者であるPaul Gilroy教授に大きく影響を受けているEast Man名義のデビュー・アルバムは、ロンドンのユース・カルチャーの権力剥奪に対し、音楽シーンというレンズを通して立ち向かった作品だ。『Red, White & Zero』では、数名のローカルMCと、グライム、ダンスホール、ドラムンベース、そしてテクノを融合したHartがハイテックと呼ぶサウンドによって、ロンドンの過去と現在の概観が表現されている。East Manは、UKダンスミュージックの血統を、ノスタルジアやクリーシェを用いることなくナビゲートする音楽だ。そして何よりも、かっこいい。 全曲オリジナル・トラックで構成されたHartのRAポッドキャストは、アルバムを1つのクラブ・セットに作り変えたような内容だ。1時間に及ぶ飾り気のないグライムや、力強いガラージ、その他のステップするビートの中に、若者たちを信頼しない街で育つという試練についてのヴァースやスポークン・ワードが散りばめられている。それは、UKダンスミュージックのファンにとっては馴染み深いであろうサウンドだが、新しいものの高揚感を追い求める人にとっても十分革新的に聴こえるはずだ。つまりは、ロンドンのダンスミュージック・カルチャーの大掛かりなまとめといったところだ。
  • Tracklist
      Look & Listen Intro East Man - East Man Theme (VIP) East Man - Twilight East Man & Killa P - Mission East Man - Psychic Dancehall East Man - Tone Tune East Man & Saint P - Can't Tell Me 'Bout Nothing East Man - Bate Kush East Man - New Deal East Man & Eklipse - Safe East Man - Jaws East Man - Creeper East Man - Bubble Bath East Man - Future Tek East Man & Acre - Radical East Man & Acre - Detritus East Man & Darkos Strife - Cruisin' East Man - Ten Ton East Man - Skeletool East Man - Funkage East Man - East Man (VIP) East Man - Bandit Country East Man & Lyrical Strally - Pelligrini East Man - Red, White & Zero East Man - Border Clash East Man & Irah - War East Man - Mash Man East Man - Stomp East Man - And What? (Gun Man Version) Darkos Strife Outro