RA.484 Bjarki

  • Published
    7 Sep 2015
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    141 MB
  • Length
    01:01:25
  • 新進気鋭のアイスランド人アーティスト
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  • 先月、BBC Radio 1で放送されたRAの番組を聴いた人は、Nina KravizのゲストミックスにBjarkiのトラックが多数(17曲中8曲)選ばれていたことに驚いたかもしれない。Kravizは自身のレーベルтрип (Trip)の今後のリリースを紹介するためにこういったセットを組んでおり、Bjarkiは同レーベルが送り出しているブライテストホープだ。今の所まだこのアイスランド人アーティストの音楽は少ししか世に出ていないが、最近リリースされたEP「Arthur And Intergalactic Whales」には、2015年を代表するテクノ・トラックになりつつある人気曲"I Wanna Go Bang"と、より地味だが同等にパワフルな"Orange Juice Man"が収録されていた。Tripのコンピレーション『De Niro Is Concerned』『The Deviant Octopus』に収録されていた"Revolution"と"Polygon Pink Toast"は、より機能的だがユニークであった。これまでリリースされたBjarkiの音楽も強力だが、彼の未発表曲を聴くと、彼がどれだけのポテンシャルを持っているアーティストなのかが解る。彼のFacebook にある簡単なプロフには、「ずっと家にいるオーディオオタク」と書いてあるが、Bjarkiが以下で語っているとおり、サクサクとトラックを作ることができる環境を重視しているようだ。これによって、彼のトレードマークとなりつつあるソリッドなローエンドをキープしつつも、様々な方向性へと挑戦する自由を彼は手にしている。 それは、RA.484を聴けば解ってもらえるだろう。今回のミックスは全てBjarkiの未発表トラックのみで構成されており、今後Tripでリリースされる予定の曲もあれば、リリース予定の一切ない曲もある。ジャッキングなシカゴ風味のトラックから、残忍でシリアスなテクノ、そしてハードコア回帰的なトラックまで入っており、こういったサウンドが彼の今後の作品に期待できるだろう。 まずは近況報告をお願いします "I Wanna Go Bang"のミュージック・ビデオを作っていたんだ。仕上がりが楽しみだよ。 ミックスの制作環境を教えてください コペンハーゲンの自宅の地下室で作った。ここでたいていの楽曲が生まれている。 ミックスのコンセプトについて教えてください 今年制作したトラックを集めたんだ。全ては未発表で、中にはTripからリリースされる曲もあれば、一生リリースされないかもしれないトラックもある。俺が作るもの全てがリリースされるべきだとは思わない。Tripファミリーの人達に渡して、彼らがDJでプレイしているのを見ているだけで幸せだ。 オープニングトラックは、バレエダンサーの友人と喋っていて構想した曲なんだ。バレリーナが経験する過酷なステップについて教えてもらって、彼女たちは沢山の痛みや涙を乗り越えているんだと気づかされた。それをもとに過酷な試練を受けているバレリーナの短編物語を書いたんだ。深い海で、ほぼ溺れている状態のバレリーナが、我慢をしながらゆっくりと動き、息をしようと水面へと踊りながら泳いでいるという。 制作時間は短いほうですか?未発表曲の量を考えるとそうだと予想できますが ああ、結構素早くトラックを作り上げてるね。写真みたいに、その一瞬をとらえている感覚で、もし良いと思ったらその場で仕上げて書き出す。ギグの寸前にトラックを仕上げてその日にプレイしたりすることもある。1曲に時間をかけすぎると、たいてい飽きて、作り始めたときのフィーリングを失ってしまうんだ。 アイスランドのテクノシーンについて教えてください アイスランドでは昔から沢山の音楽が作られていた。レイキャヴィークではクラブがあまりなくて、バーが多い。Palomaというクラブがあって、そこでTripのイベントに初めて行った。Tripのおかげで少しはシーンが活性化されたかもしれない。今年の夏にやった洞窟のパーティーと、最近の俺のリリースのおかげで今シーンから注目を集めているんだ。 今後の予定は? 作曲をもっと勉強して、ミュージシャンとコラボをしたいと思ってる。もっと音楽を深く知るには今が良いタイミングだと思ってるんだ。本当に作りたい音楽を作れるようになりたい。だからもっと勉強しようと思ってる。