RA.466 Bjorn Torske

  • Published
    3 May 2015
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    183 MB
  • Length
    01:20:00
  • ノルウェーの大ベテランが導く音楽旅
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  • USで誕生して以来、テクノとハウスが各国でどのように解釈されてきたかを見るととても興味深い。少々偏見もあるだろうが、多くのノルウェーのアーティストは独特なノルウェー・サウンドと関連づけられることが多い。その原因の大部分は、Tromsø's Bjørn Torskeの音楽にある。彼は90年代に作品をリリースし始め、テクノやハウスと同じ程ディスコ、ダブ、サイケデリック・ロックの要素が詰まったスタイルを確立させた。1998年以降、彼は4枚のアルバムをリリースしており(そのうちの2枚、『Nedi Myra』と『Trøbbel』は最近Smalltown Supersoundによってリイシューされた)、Tellé、Svek、Sex Tags Maniaといった重要レーベルからリリースを重ねて来た。そういった活動を通して、ノルウェーではカルト的人気を誇るようになり、Todd Terje、Prins Thomas、Lindstrømなど、その後ノルウェー・スタイルを世界へと広めることになるアーティストたちに多大な影響を与えた。(「『Nedi Myra』が最初に買ったハウスのアルバムだった。少なくとも、そのときはハウスだと思っていた」と、Terjeは最近語っていた。「奇妙なフチャー・ボッサ、ぼんやりとしたディスコじゃないディスコって言った方が正しいね」)近年、Torske自身はあまり目立った存在ではなくなっているが、今も定期的にリリースを行い、ノルウェー内や近辺でDJとして活躍している。「DJとして人々のために音楽を選ぶことを何よりも優先している」と彼は以下で語っている。 Torskeの音楽同様に、彼のRAポッドキャストは温かく、奇妙で、高度な音楽性と魅力に溢れている。 近況報告をお願いします パーティーで人々のために音楽をかけたり(つまりDJ)、5人の友人とライブをやったり。彼らとはバンドを組んでいて、たまにライブをやるんだ。2時間のライブを完全に即興でやった。つまり、ただ曲を演奏するのではなくてグルーヴを保ちながらリアルタイムで構築していった。何も計画していないプロジェクトだが、とても楽しい。客もときには良い反応をしてくれる。 それ以外では、スタジオでの制作で忙しいよ。ここ数年はリミックスばかりやっていたけど、最近ようやく自分の曲のことを考えられるようになった。もちろん、他の人の音楽をいじって遊ぶのは楽しいけどね。Smalltown Supersoundから近いうちにリリースされる予定の曲がいくつかある。 ミックスの制作環境を教えてください このミックスはとある水曜日の夜にCafé Operaという場所で録音した。ここでたまにプレイしているんだ。家でレコードを選んでミックスのアイディアを練って、それをクラブで録音した。後日それを改めて聴いてみたら、Jimmy Briscoe & The Beaversの"Into the Milky Way"のヴォーカル・パートの大部分を抜きたくなった。だからトラックリストにはエディットと表記したが、これはこのミックスにしか存在しないエディットだ。 ミックスのコンセプトを教えてください ミックスを作る時は毎回、普段クラブでやっているように様々なスタイルやサウンドを入れるようにしている。4、5時間のオールナイト・ミックスを本当だったら録りたいんだが、それは大抵の人にとっては長過ぎるし、録音している間にずっと集中力を持続させなくてはいけない精神的なプレッシャーもある。ミックスやテクニックのことに集中しすぎて、パーティーの雰囲気に任せたような内容にはならないだろう。 選曲に関しては、最近ダンスフロアでかけているものを選んだ。暗く、寒い、風の強い、雨ばかりの冬が終わり、ようやく春になっていたから、そのヴァイブスが選曲に現れているだろう。 なぜ『Nedi Myra』と『Trøbbel』をリイシューすることにしたのですか? デジタルでリリースする話がきて、『Trøbbel』をちゃんとしたヴァイナル・カットでリリースする良い機会だと思ったんだ。元々このアルバムはプラハのGZという安い場所でカットされたもので、音は悪くはなかったがとても音が小さくて、大きなサウンドシステムでプレイするには厳しい出来だったんだ。だからリマスターされ(もちろんベルリンのDubplates & Masteringで)、ヴァイナルでリイシューされることをデジタルをやる上での条件にしたんだ。Joakimの頑張りがあり、無事リイシューされたというわけだ。 最近もDJは頻繁に行っているのですか? DJとして人々のために音楽を選ぶことを何よりも優先している。1987年に地元のラジオ局でDJを初めてからずっとしてきたことだ。だからほぼ毎週、地元のベルゲンやノルウェー、ヨーロッパの各地で回している。現場にいて人々と一緒に踊っているのが何よりも個人的に活力がもらえるんだ。ロングセットをやって録音音楽の深い世界を探索するのが好きだ。僕にとって音楽の世界は限界などなく、どんな時代の作品でもまだ掘り起こされていないお宝のような盤が無限にあると思うんだ。 今後の予定は? それは秘密だね。実は友人とスタジオに入って音楽を作る予定で、これは上手くいけばレコードでリリースされるはずだ。誰なのかは、リリースされるときのお楽しみだ。それ以外では、今後も沢山DJギグが控えているし、要望があるから今後もどんどんとリミックス仕事をこなしていくつもりだ。
  • Tracklist
      War - Seven Tin Soldiers Gerhard Heinz - Ding Dong Randy California - Things Yet To Come Usted del Fuego - Misa Criolia (We Are The Children) Cats'N'Jammer Kids - Disco Drums (Part 5) Captain Sensible - Wot (Re-edit) Risque´ - Thunder & Lightning (33 1/3 rpm) Soft Rocks - Mirador de las Estrellas (Ray Mang Remix) Earons - Land of Hunger (Dub) Nightlife Unlimited - Let’s Do It Again Jimmy Briscoe & The Beavers - Into The Milky Way (Re-edit) Stephen Encinas - Lypso Illusion U.N. - Disco Power (Torske Power Edit) Sumeria - Cosmic Traveller (Cosmic Torske Edit)