RA.352 Ital Tek

  • Published
    25 Feb 2013
  • Filesize
    137 MB
  • Length
    00:59:50
  • シカゴ・フットワークとブライトン・ベースの融合
  • Share
  • Alan Mysonの音楽はテンポが速いとも遅いとも解釈できる。捉え方によって80BPMで頭を揺らすことも、160BPMで踊り狂うことも可能だ。2012年にPlanet Muから出したアルバム、『Nebula Dance』では特にこの特徴が顕著であった。Mysonはフットワークのリズムを取り入れ、前々から得意としていたアップテンポなメロディと組み合わせて独自のサウンドを編み出したのだ。このサウンドに着手するようになる前は、彼はダブステップを創出していた。2008年にPlanet Muからダブステップ寄りのアルバム『cYCLiCAL』を出しており、以来同レーベルの主要アーティストとしてリリースを重ねてきた。サウンドの変化が表面化し出した2010年のアルバム『Midnight Colour』は、Flying LotusスタイルのエクスペリメンタルなヒップホップとUKベースの間に位置するような、瞑想的でメロディアスな作品であった。このサウンドの変化を辿ると、Mysonが2009年に立ち上げ、現在までに4枚の12インチを出しているレーベル、Atom Riverへと遡る。 Ital Tekとしてのパフォーマンスは、DJというよりはライブと言える内容だが、彼は他のプロデューサーの曲も織り交ぜるのが好きであり、今回のRA.352も例外ではない。収録曲の70%が自身の作品であり、Om UnitやDawn Day Nightといったアーティストの楽曲とともに5曲の新曲と未発表曲が盛り込まれている。 まずは近況報告をお願いします Civil MusicからEP「Hyper Real」を出したばかりだ。このレーベルとは数年前から、リミックスをやったりして個人的に知り合いだったから、やっと作品を出す事ができて嬉しいんだ。『Nebula Dance』からあまり間を空けず次作を投下したかったから、早速リリースができて満足しているよ。 ミックスの制作環境について教えてください 普段ライブでやってるようにAbletonでミックスを制作したんだ。自宅のスタジオで、Akai MPD32で大部分を作って、後から空間的な処理だとかエフェクトを追加した。 ミックスのコンセプトは? 俺が普段どういうライブをやっているのかを人々に伝えたかったのと同時に、アンビエントなサウンドで色々試して、ストーリー性のあるものにもしたかった。今回のミックスにはここでしか聞けない俺の曲が5曲入ってるんだ。このミックスを録音した段階でできたてだった曲もある。70%自分の曲で、残りは俺がヤバいと思ってる知り合いのプロデューサー達の未発表曲を入れたんだ。 ここ1年ほどでサウンドに大きな変化があったと、自分でも思いますか? ああ、そうだね。自然と、よりアップビートなダンスフロア向けのサウンドにシフトしていると思う。いつも音楽に関しては考えすぎてしまうんだけど、ここ最近は前よりも自由に音楽に対して向き合うことができているんだ。思うに、技術や機材と同じくらい、精神状態も音楽制作の重要なポイントだ。何作品かリリースを重ねてきて、昔よりも自分のビジョンに自信が持てるようになった。自分の作った音楽を世に出して、あれこれ品定めされるのは精神的に参る時もあるけど、今は自由に自分の目指していることに集中する事ができて、気が楽だね。 最近のクラブシーンでは、より速いリズムのダンスミュージックが好まれるようになってきていると感じますか? リスナーやクラバー達が求めているテンポには、流行りのサイクルがあると思うんだ。ダブステップが人気を博したのは、"間"の魅力が新鮮だったからじゃないかな。あの独特な間があるからこそあんなにパワフルな音楽なんだ。最近はリズムが速くなり出していて、ドラムにエネルギーを感じている人が多い。俺は前からジャングルが好きなんだけど、ヨーロッパの人にとって、フットワークやジュークの魅力はジャングルのそれに近いものがあると思う。あと倍速ビートの速い/遅いの組み合わせはフロアでは強力で、あのハーフタイムのグルーヴにハマる人が多いと思うね。かかっているのは同じリズムなのに、ダンスフロアの半分の人が激しく踊ってて、もう半分がゆったり揺れているのが面白い。 今後の予定は? 今年リリースされる予定のプロジェクトをいくつか進めているんだ。今までは人とコラボレーションをすることがあまり好きでは無かったけれど、今2人と制作をしていて、なかなか良いものが出来上がってきている。これをどうやってライブでやろうか検討中だ。作品が出来上がるまであまり多くは語らないけど、とにかく期待できる内容になっているよ。ほぼ常にノンストップで曲を作り続けているから、今後もしばらくはItal Tekのリリースが続くと思ってくれて問題ないよ。前回のアルバム『Nebula Dance』が発売されて以来、今の所すでに30曲ほど出来ているんだ。 あとは、もうすぐリリースされるリミックスもある。あと、ツアーも廻るよ!前から行ってみたかったオーストラリアとニュージーランドに今年初めて行けるから嬉しいんだ。行きたいリストからまた一つ大陸を消すことができて最高だ。
  • Tracklist
      Ital Tek - Zero - White Om Unit - Gamma - White Ital Tek - Hyper Real - Civil Music ASC - Karma (Chrissy Murderbot Remix) - White Ital Tek - Untitled - White Debruit - Ouest Wind's Seagulls (Mweslee Remix) - Civil Music Ital Tek - Untitled - White Ital Tek - The Flood - Civil Music DQ - Yeh Boo - White Ital Tek - Froze Up - Civil Music Ital Tek - Untitled - White Ital Tek - Gonga - Planet Mu Dawn Day Night - Voodoo Vibes - Astrophonica Ital Tek - Glokk - Planet Mu Ital Tek - Intercruise - Planet Mu Ital Tek - Discontinuum - Planet Mu Ital Tek - Human Version - Planet Mu DJ Earl - Hit Da Bootz - Planet Mu Reso - Coronium (Doshy Remix) - Civil Music Ital Tek - Hyper Real (Deft Remix) - Civil Music Ital Tek - Re Entry - Civil Music Deft - Just Drive - White Nuage - Prints of You (Ital Tek Remix) - White Ital Tek - Nebula Dance - Planet Mu Ital Tek - The Flood (Throwing Snow Remix) - Civil Music