RA.302 Developer

  • Published
    12 Mar 2012
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    69 MB
  • Length
    01:00:20
  • 極上のLAテクノ
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  • テクノ・プロデューサーDeveloperことAdrian Sandovalは2011年に自身のレーベルModularz始動させ、LAで急成長を遂げた新たな才能の一人として我々の目にとまったのだが、実は20年ものキャリアを持つベテランDJだ。彼は何年もの間この業界に携わり、90年代後半にはループを使用しての曲作りを始めていたが、本格的に音楽制作を開始したのはここ数年のことだ。努力の甲斐があってか、彼は自ら主宰するModularzより処女作品『Edificio』を発表。2年前にデジタル・リリースされたこの作品は、高い完成度を誇っている。ほの暗い、まるでトンネルの中にいるかのような彼のテクノは、オフビートでゆっくりと安定しているのにも関わらず、LAの同胞Silent Servantにみられる細かく探求されたサウンドを彷彿させる。彼特有のサウンドアプローチをより理解するには、Modularzから発表された「Entrada」、「Programma」、「Variations」といったEPを是非聴いてほしい。 面白い事に、Adrian曰くこの1時間のミックスはほんの一握りの作品だという。RA.302は、彼の素晴らしく落ち着いたセレクションと一体感が垣間みれるミックスだ。 最近の活動はどんな感じですか? 今年で3回目となるツアーのまっただ中で、今ベルリンに滞在しているよ。僕のレーベルModulaezの準備やら、できる限りレーコディング作業に時間を当てているね。 ミックスの制作環境を教えてください。 Technicsのターンテーブル、ミキサーはAllen and Heath Xone 92、それにRed Soundのサンプラーとノートパソコン、Traktorを使用した。 このミックスについて何か特別なアイディアがあれば教えてください。 ミックスはあまり作らないんだ。1年に1回プロモーションを目的に作っていて、今回はとても良いタイミングだった。RAからPodcastの話が来た時、これまでのような1時間のセットに40曲も収録しているアグレッシブなテクノスタイルとは異なるものを作ろうと思ったんだ。よりディープなもので、ターンテーブルを使用してヴァイナル・オンリーのトラックやリリースされていない作品を収録した。今回のミックスは、いわば僕の4-5時間のDJセットの中でも3時間目にかけるような内容だね。 90年代初頭からDJをされていますが、世界的に認知されてきたのは最近のようですね。これについてどう思われますか? 作品をリリースしたからと言えるね。DJは今年で活動20周年を迎えるけど、長い間このシーンにいてユニークな経験を沢山したんだ。DJ以外でも、ラジオのDJを務めたり、レコードショップの店員、ヴァイナルのディストリビューション業やプロモーター、イベントオーガナイザー、フライヤーのデザインだってした。ここまで来るのに時間はかかったかもしれないけれど、人生の大部分をクラブ・カルチャーに注いできたことは確かだよ。 90年代、僕はDJになってとにかく経験を積みたかったんだ。アナログ機材がとても高すぎたから、当時音楽制作については考えてもいなかったよ。その代わりにレコードを買っていたんだ。90年代後半になると、ループとコンピューターを使って色々試行錯誤していたんだけど、アナログ機材を持っている友達に笑わたからDJだけをしていたんだ。ここ10年間、ループとシンセサイザーで曲作りをしているけど、近年イベントを辞めて、日中の仕事を辞めて、自分のやりたいことについて“語る”ことをやめて、やりたかった事を“とにかくやる”ことにしたんだ! 気の散るようなことは全て排除して、とにかく集中しているよ。もっと規模も人気もあるレーベルのやっていることを観察したり、リリースされた音源を聴くことをやめたんだ。最新の音楽も聴かずに、僕のお気に入りでもある90年代のテクノ作品を聴き影響を貰って、僕の思う今日のテクノ・サウンドを作ることに決めたんだ。だから、自分のスタジオで音楽的アイデンティティーを探すことがとても大切な事だった。 最近のLAテクノシーンについてどう思いますか? ロサンゼルスのテクノ・シーンは健在だよ。僕がシーンの存在に気づいた90年代からずっとね。ラッキーなことに、数々のプロモーターやグループの手によってシーンが変化していく様子を何度も見て来れた。残念な事に当時活躍していた彼らは、今はもう活動していないんだけどね。デトロイトのアーティストJuan AtkinsのプロジェクトModel 500と同時期にリリースを行なっていたEgyptian LoverをはじめとするDJ達が活躍していた80年代中旬のエレクトロ・シーンをはじめ、LAのエレクトロニック・ミュージックの歴史は長いんだ。ラテン・フリースタイルや、ラテン・ディスコ・シーンが、アシッド・ハウスシーンや最終的にディープ・ハウスやテクノと重なったり。 こういった歴史があるから現在のミュージックシーンが形成されていて、LAの中だけでもエレクトロニック・ダンスミュージックは日々進化していたんだ。Droidの連中はLAで素晴らしいテクノ・イベントを開催しているし、John TejadaやRaiz Silent Servant、そしてTruncateやFanon Flowers、Drumcell、Santiago Salazarといった現在活躍中のプロデューサーもいる。色々な場所を訪れた僕から見て、LAのテクノ・シーンはこれからもどんどん繁栄していくと思う。様々なミュージック・カルチャーもあって、素晴らしい天気、美味しい食事、そして音楽をきちんと理解したクラウドがLAには存在するんだ。 今後の予定は? Modularzからリリース予定の作品と、Developer Archiveのセカンド・リリースとなる作品の仕上げを行なっている。フィルムプロジェクトも手がけているし、Semanticaからのリリースも今月末にあるんだ。年末にはヨーロッパ・ツアーを行なう予定で、南アメリカとアジアへのツアーも予定している。
  • Tracklist
      Analog Solutions - Unreleased Abdulla Rashim - Abdulla Rashim Records Analog Solutions - Unreleased Abdulla Rashim - Abdulla Rashim Records Developer - Unreleased Abdulla Rashim - Abdulla Rashim Records Dntel - Anywhere Anyone (Regis & Silent Servant mix) - Sub Pop Abdulla Rashim - Abdulla Rashim Records Nick Dunton - Between Worlds (Sandwell District's For Rich mix) - Surface Silent Servant - El Mar (Svreca remix) - Semantica Developer - Themes - Developer Archive 1 Analog Solutions - My Own Transition - Analog Solutions Eduardo De La Calle - The Solution - Modularz Eduardo De La Calle - Good Bye World - Restoration Developer - More Seduction - Modularz Jeff Mills - Interference - Axis Developer - Variations - Modularz Developer - Throb - Developer Archive 1 Silent Servant - El Mar - Semantica Fanon Flowers - Prado Oscuro - Modularz Developer - Enhancer - Modularz Developer - Sangre Por Oro - Developer Archive 2 Developer - Spellbound - Developer Archive 2