Rainbow Disco Clubが、ゴールデンウィークの5月1日にオールナイト野外イベントを開催する。
日本のダンスミュージックシーンのカレンダーにおける毎年恒例のイベントの一つであるRainbow Disco Clubは、昨年COVID-19の影響によりフェスティバルを中止し、いち早くヴァーチャル開催に切り替えたプロモーターの一つだった。2021年もホームである静岡県東伊豆での開催は断念したものの、「さまざまなオーガナイザー、アーティスト、関係者が少しずつ拡げてきたダンスフロアを絶やしたくない。何より素晴らしいサウンドシステムの中で皆で踊る体験を創りたいという想い」から、スピンオフ企画として7年ぶりの都市型パーティーにして初のオールナイト野外イベントを開催することが発表された。
“原点回帰”をコンセプトに掲げた今回のイベントの会場に彼らが選んだのは、神奈川県川崎市の工場地帯にある臨海公園、ちどり公園だ。5月1日(土)の朝10時から2日(日)の朝10時まで24時間ノンストップで繰り広げられるパーティーに登場するのは、DJ Nobu、DJ Sprinkles、Kenji Takimi、Chee Shimizu、Yoshinori Hayashi、Licaxxxといった、過去にRDCのダンスフロアを彩ってきたDJ陣。また、Soichi TeradaとKuniyuki、Sauce81からなるトリオが再びライヴパフォーマンスを披露するほか、Wata Igarashiは同フェスティバルでは初となるライヴセットで登場する。さらに初登場組のHaruka、CHIDA、Satoshi & Makoto、Sobriety、そしてレジデントのKikiorixとSisiの両名もプレイ。今後さらなる出演者が発表されるという。
以下は主催者からのステートメントの全文。皆さん、こんにちは。
5月1日(土)に川崎「ちどり公園」にてRainbow Disco Clubのスピンオフパーティを開催させていただくことになりました。
我々は今年こそという想いで静岡・東伊豆町での開催を目指して動いてきましたが、話し合いを重ねていく中で、今年春の開催は断念せざるを得ないと判断いたしました。
そういった状況の中で、様々な可能性を検討した結果、今年はオンラインではなく、川崎ちどり公園にてオールナイト開催という決断に至りました。特別なDJとサウンドシステム、皆で創り上げるダンスフロアと最低限のインフラでこのパーティは行われます。
コロナウイルスの蔓延を受けて、昨年夏頃からダンスミュージックのパーティはコミュニティを限定する形でみんなが試行錯誤してきました。そのなかの幾つかに参加させてもらったことで、パーティの本質的な部分に改めて回帰するイメージを持つことができ、とても有意義な経験をさせていただきました。
そういった経験や感覚を持って、RDC "BACK TO THE REAL"では感染対策を行った上でコミュニティの幅を拡げて開催したいと思っています。さまざまなオーガナイザー、アーティスト、関係者が少しずつ拡げてきたダンスフロアを絶やしたくない。何より素晴らしいサウンドシステムの中で皆で踊る体験を創りたいという想いです。
この状況下での開催ですので、我々からお願いすることも多くなりますが、皆で協力し気持ちの良いマナーの中で開催することができれば、大きな一歩を踏み出せる、その信念と笑顔を抱えて、川崎で皆さんをお待ちしております。ダンスフロアで会いましょう!