Published
Tue, Sep 15, 2020, 06:00
- ガイドラインでは、ユーザーが他人の音楽をショートクリップより長い時間再生することを禁止している。
Facebookが“音楽リスニング体験”に関するライセンス・ルールを明かすステートメントを発表したと、Dummyが報じた。
ライヴストリーミングDJは主に「適切なライセンスの取得」無しに「営利目的または非個人的な目的のために音楽」を使用することを禁止する、音楽ガイドラインの影響を受けることとなる。Facebookの広報担当者はこれらのルールは2018年から実施されていると言及しながら、ステートメントでは同プラットフォームを利用するアーティストの間で混乱を巻き起こしている“音楽リスニング体験”という言葉の制約について明確化している。
「当社のライセンス契約では、ライヴ配信や動画投稿に含まれるレコード音楽の量に対する制限を設けております。ライセンス契約の詳細は機密事項ですが、本日、より良い動画制作をプランニングするための一般的なガイドラインをいくつか公開します」と彼らはコメントした。
ストーリーの中に含まれる音楽の短いクリップや、自分の作品を用いたライヴパフォーマンスは許可されている。「ビデオに収録されているフルレングスのトラックの数が多いほど、制限される可能性は高くなります」と彼らは説明する。「音楽のクリップは短いものを推奨します。ビデオには常に視覚的な要素があるべきで、録音されたオーディオがビデオの主な目的であってはなりません」
また、「これらのガイドラインは、FacebookとInstagram両方のライヴと録画の配信、そしてすべてのタイプのアカウント、例えばページ、プロフィール、認証アカウントと未認証アカウントの間で一貫しています」と付け加えられている。
このステートメントは、ソーシャルメディア最大手であるFacebookが来月施行する新しい利用規約に先駆けて発表された。