Published
Fri, May 18, 2018, 06:58
- サービスは5月22日より、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、メキシコ、韓国の5ヶ国でスタート。
大手動画共有サービスのYouTubeが新たな音楽ストリーミングプラットフォームをローンチし、ストリーミング市場に正式に参入することを発表した。
新サービスYouTube Musicの目的は、YouTubeでの音楽視聴プロセスを整備することだと、同社はブログ投稿の中で説明している。YouTube Musicは、オフィシャルアルバムやトラック、プレイリスト、アーティストラジオの視聴機能、そして検索ツールをフィーチャー。 ストリーミングプラットフォームはモバイルアプリとデスクトッププレイヤーに対応しており、広告付きの無料版のほか、月額$9.99ドルで広告なしのYouTube Music Premiumを提供。更に、広告なしの有料動画プラットフォームYouTube RedはYouTube Premiumと改称、月額$11.99で提供する。新サービスは2018年5月22日より、まずはアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、メキシコ、韓国の5ヶ国でスタート。その後数週間以内には更に14ヶ国で提供開始予定だという。
多くの人が不満を訴えているように、現在のYouTubeでの音楽視聴プロセスは決して便利なものとは言えず、特にモバイル端末からだとロック画面でのバックグラウンド再生ができない。
YouTubeは長年、10代の若者たちにとってインターネット上で自由に音楽が聴ける場所として人気を集めてきたが、約1年前からトレンドはSpotifyへとシフトしてきた。YouTube Musicは、トップの地位を取り戻そうという同社の試みなのかもしれない。