Published
Fri, Dec 15, 2017, 15:00
- 水と周波数によって電子音を物体/視覚化させた作品が、約3ヶ月にわたり展示される。
Kyokaが『Score』と題するサウンド・インスタレーションをスペインのサラゴサで開催する。
Raster-Notonからリリースを重ねる日本人プロデューサーのKyokaが新たな試みとして取り組んだこのサウンド・インスタレーションは、12月16日から2018年3月24日の約3ヶ月にわたり、スペインはサラゴサのETOPIA Center for Art and Technologyのエントランスホールにて展示される。Kyokaは今年上旬より、ETOPIAを拠点とするサラゴサのレジデンシー・プログラムFUGA(エクシビション・プラットフォーム、研究支援機関、そしてアーティスト集団としても機能)に参加しており(今年前半にはFIsも参加)、その過程で『Score』を制作。同作は、水と周波数による物理的側面を踏まえ、水面の波紋をコントロールして作曲していき、その作曲方法を視覚化させるインスタレーションだという。
なお、初日のオープニングでは、Kyokaがトークとインスタレーションを、さらに今年のMUTEK MontrealのRAステージにも出演したカナダ人コンポーザーKara-Lis Coverdaleがトークとコンサ-トを行う。