Published
Thu, Sep 1, 2016, 04:00
- 大阪拠点のプロデューサーによる新作が、Bedouinからリリース。
Ryo Murakamiのニューアルバム『Esto』が、Bedouinより昨日リリースされた。
大阪を拠点に活動するアーティストRyo Murakamiは、今年自身のレーベルDepth Of Decayより彼とOrhythmoのライブセッションを収録した作品『Live at Night Wax 26.SEP.2015』をリリースしている他、ヴェネツィア・ビエンナーレの音楽部門で銀獅子賞を受賞し、10月には国際現代音楽祭への出演を予定している。本作は、アラブ首長国連邦のレーベル、Bedouin Recordsからのリリースとなり、同レーベルからは昨年発表したアルバム『Deist』に続く2枚目の作品となる。
本人によると、タイトルの『Esto』はエスペラント語で「存在」を意味し、全11曲の曲名は、今思うことや感じたこと、願いや希望、絶望などを断片的に切り取った単語で構成されているという。繊細な世界観に包み込まれるかのようなそのサウンドスケープには、「曲にはいつも反骨精神が伴っている」という彼の言葉にヒントがあるかもしれない。なお、アルバムのアートワークは大阪在住のDJ/デザイナーであるZodiakが手がけており、東京で活動するアーティスト/ペインター、MAのタイポグラフィーを基に完成させたものだという。
以下より、Tatsuya Fujimotoの映像による、収録曲”Thirst”が視聴可能だ。
Tracklist
01. Pray
02. Divisive
03. Thirst
04. Fanatical
05. Esto
06. Doom
07. Sun
08. Derivation
09. Waste
10. Down The Drain
11. They Know
『Esto』は、Bedouin Recordsより発売中。