Published
Thu, Jan 16, 2014, 07:15
- AIRA TR-08という新型ドラムマシンが登場する事を示唆する写真をAttack Magazineが公開
伝説のドラムマシンTR-808を制作したRoland社が、新しいドラムマシンをリリースする予定のようだ。
日本を代表する音楽機材メーカー、Rolan社は先日突然AIRAというサイトを立ち上げ、『AIRA -- The evolution of the Roland TR-808 Rhythm Machine』という動画をYouTubeで公開した（以下から視聴可能）。TR-909の制作に関わったことで知られる星合厚氏が808について語る中、Rolandの技術者がドラムマシンのプログラミングやテストを行っている様子が映し出される。動画の最後では、「今、ミュージシャンは新しく刺激的な何かを求めている。次のステップに進む時が来た」といった言葉とともに、808に良く似た、見たことの無い機材が一瞬だけ映される。
Attack Magazineの記事にて、動画に出て来た謎の機材と見受けられる写真が公開された。写真の機材は斜めから撮影されており、スペックを完全に確認することは難しいが、16のボイス、シーケンスコントロール、フェーダーなど、どうやら80年代のRoland社の名機と似ているレイアウトのようだ。
Attackの予想によると、TB-303の新バージョンも予定されているのではないかとの事だ。「この新しいTR-08とTB-03はアナログ機のリイシューではなく、新しいデジタルモデルになるのではないかと私たちは予想している（もしリークされたTR-08の画像が本物であれば、少なくとも見た目は808とは違うものになっていることが解る）。動画の最後のメッセージを考えると、TR-808のレプリカではなく、進化したTR-808を期待しても良いという事なのだろう」
来週、カリフォルニア州アナハイムで見本市NAMMが開催される。今まで様々な会社が同イベントで大きな発表を行って来たため、Roland社の新製品の発表もこの時に行われるのではないかと期待が高まっている。より詳しい情報が入り次第随時報告しよう。AIRAのサイトにてメーリングリストにサインアップすることが可能だ。