Dope Jams が今月閉店することを発表

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    Wed, 9 Jan 2013, 09:45
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    Resident Advisor
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  • 伝説的なブルックリンのレコードショップが1月26日のファイナルパーティーをもってシャッターを下ろす
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  • 幅広いレコードの取り扱いと、ひねくれた店主で有名であったブルックリンのレコードショップDope Jamsが、今月をもって閉店することになった。 Dope Jamsがメーリングリストのアドレスに一斉送信した声明では、経営者のFrancis EnglehardtとPaul Nickersonが家賃の増額が閉店の唯一の原因だと明かしている。「違うんだ、警察に営業を停止させられたわけでも、ダンスミュージック・コミュニティ(あるいはその経済状況)によって閉店に追いやられた訳でもない」と、彼等は説明した。「この俺たちの小宇宙の外で、俺たちにはどうしようもないもっと大きな力が働いているんだ。家賃は3倍に膨れ上がって、残念ながらもう、実在しない金持ちのボンボンの寄付に頼るわけにはいかなくなったんだ」。Dope Jamesの店舗は無くなってしまうが、彼等のサイトは無くならないと念を押した。 長年友人であったマセチューセッツ州出身のEnglehardtとNickersonは、ボストンのレコード屋で働き、いくつものイベントのオーガナイズを経験したのち、2006年にブルックリンのClinton HillにてDope Jamsをオープンした。 Englehardtは去年のRAの特集記事で、Dope Jamsのコンセプトについてこう語った。「簡単なことさ。お店を出来る限りヤバい音楽で満たす。そしてそれを人々に提供する。そして、なるべく長く続けられるようできる事は何でもする」。店内にはオカルトチックな骨董品、手作りの木製の棚、嫉妬に値するほどの量(そして種類)の音楽、そして大きすぎるサウンドシステムで溢れ、店主たちが抱く理想的なダンスミュージックのあり方を体現している聖地であった。比較的小さなスペースの店舗であるにも関わらず、Dope Jamsの名はダンスミュージック界に知れ渡るようになった理由の大部分は、彼等が一定のレベルに達していないと感じたアーティストの音楽に対してはっきりと批判的な態度をとっていたからだろう。(最近では、Dope Jamsのサイトにて2012年ワーストの1人に選ばれたDJ Jus-Edが、Dope Jamesに対する返答を撮った動画を公開した。彼等がいかに人の逆鱗に触れることを得意とするかが解る) レコード屋としての運営だけでなく、Dope JamsはEnglehardtとNickersonが長年続けてきたマンスリーパーティーLIFEの開催地でもあり、毎年10月に行われるハロウィーンパーティーも人気であった。1月26日にはクロージングパーティーが予定されている。