Published
Wed, Aug 8, 2012, 07:30
- 京都コンサートホールにてレコーディングされたアルバムがDeutsche Grammophonより登場。

Francesco Tristanoの最新アルバム『Long Walk』がDeutsche Grammophonより9月にリリースされる。
本アルバムは、Johann Sebastian BachとDietrich BuxtehudeというFrancescoが最も影響を受けた2人の作曲家にフォーカスを置いた作品となっている。当時20歳であったBachは、バロック楽器演奏のムーブメントの中で最も重要で影響力のあったオルガン演奏家の1人であるBuxtehudeに会うために、何十キロもある道のりを歩いた。彼の家をようやく訪れたBachは、数週間滞在するつもりが数ヶ月もの間滞在することとなり、アーティストとしての成長に大きなインパクトを与える経験を得たのだという。
今回発表された『The Long Walk』は、このBachとBuxtehudeへのオマージュ作品となっており、彼らの作品をはじめバロック音楽の要素を加えたFrancescoのオリジナル作品が収録されている。京都コンサートホールにてレコーディングが行われ、Yamaha CFXグランドピアノを弾いた彼を12個のマイクを使ってキャプチャーされている。また本アルバムには、BachとBuxtehudeについて語る彼の姿を収めたDVDが同梱される予定だ。
Tracklist
01. Buxtehude - Toccata (BuxWV 165)
02. Buxtehude - Canzona (BuxWV 168)
03. Buxtehude - Canzona (BuxWV 173)
04. Buxtehude - Ciaccona (BuxWV 160)
05. Buxtehude - Aria "La Capricciosa"
06. J.S. Bach - Variation 30. a 1 Clav. Quodlibet (BWV 988)
07. Tristano - Long Walk
08. J.S. Bach - Aria (BWV 988)
09. Tristano - Ground Bass
Francesco Tristano『Long Walk』は、Deutsche Grammophonより9月14日に発売予定。