Published
Mon, Jan 16, 2012, 09:30
- Stuart ArgabrightとShinichi Shimokawaから成るポストインダストリアル・デュオのフィルムスコアーを収録したアルバム『Now I'm Just A Number』が発表へ

ポストパンク・アーティストStuart Argabrightによって90年代に結成されたデュオBlack Rainのサウンドトラックを集めたアルバム『Now I'm Just A Number: Soundtracks 1994-1995』が、来月Blackest Ever Blackよりリリースされる。
Stuartは、NYのポストパンクバンドIke Yardのフロントマンとして70年代後半から80年代初期にかけて人気を博していた。プレスリリースによると、インダストリアル・ メタルバンドとして結成されたBlack Rainは、最終的にStuartとShinichi Shimokawaのデュオへと形を変えていったものだという。雰囲気感漂うエレクトロニックミュージックを世に送り出し、1995年には、Keanu Reeves主演のSF映画 『Johnny Mnemomic(邦題:記憶屋ジョニィ)』の他、William Gibson著『Neuromancer』のオーディオブック版のサウンドトラックを担当した。同年、それらのサウンドトラック音源を集め『1.0』というタイトルでアルバムリリースはしたものの、現在では忘れ去られた2作品となっていた。
本アルバムは、Black Rainが90年代中期にサウンドトラックとしてリリースした7作品がBlackest Ever Blackの手によってまとめられ、StuartがNYから持ってきたDATテープから、ロンドンのAir Studiosで新たにマスタリングを施したものとなっている。デジタル版、LPとして発売予定だ。
Tracklist
A1 Lo Tek
A2 Night City.Tokyo
A3 Lo Tek Bridge
A4 Biotechno
B1 Lo Tek Bridge Two
B2 Now I'm Just a Number
B3 Lo Tek Musicm
Black Rain『Now I'm Just A Number: Soundtracks 1994-1995』は、Blackest Ever Blackより2012年2月より発売予定。