Published
Tue, Dec 6, 2011, 05:31
- ベースミュージックにリンクした日本人ビートメーカーの最新作が、Beat Recordsより登場。

90年代に結成された日本のダブレゲエバンドDry&Heavyのシンガー/MCとして活躍していたAo Inoueが、トラック・メイカーとしてデビューアルバム『ARROW』をリリースする。
バンドでの活動の後はDJとして全国各地でプレイしていたAoだが、プレスリリースによると彼が制作をはじめたのは2004年で、本アルバム収録曲の半数がその当時のものだという。「2004年に作ったトラックに関しては、当時聴いていたものがすごく反映されていると思います。Diploとか、Ward21やSTephen 'Lenky' Marsdenといったジャマイカのプロデューサーであるとか、そういったものを聴いたときに感じたものを自分なりに再現してみようと思ってましたから。もしくはDub PistolsやLOTEK HI-FIを聴いてガツンときた感覚であるとか......」
ベースミュージック、そしてダブに軸足を置きながらも独創性あふれる、Aoの持つ自由なスピリットを垣間みることのできる本アルバムは、CD版として12月27日に発売予定だ。なお、アルバム収録曲“Scared Version”を こちらから試聴することが出来る。
Tracklist
01. Dread Bells
02. Priority Shift
03. Scared Version
04. Bat Mobile
05. Ge2gether
06. Mr.Bo
07. VS04
08. New Buzz
09. Delta
10. Diving
11. Naha
12. Monitored Posts
Ao Inoue『ARROW』は、Beat Recordsより2011年12月27日に発売予定。