Max Graef & Glenn Astroが、7月30日(土)に恵比寿LIQUIDROOMにて初来日公演を行う。
ベルリンを拠点に活動し、ジャズやファンクの影響を色濃く受けたハウス作品をリリースするGraefは、2014年4月にTartelet Recordsから発表した1stアルバム『Rivers Of The Red Planet』で一躍シーンの注目を集めた。同じくベルリンを拠点とするAstroもまた、Tarteletからヒップホップやジャズの要素を取り入れた1stアルバム『Throwback』を昨年5月に発表している(同作にはGraefも客演として参加している)。共通点も多く、2012年にSoundCloudを通じて出会って以来度々コラボレーションしてきた彼らは、2015年1月にホームレーベルMoney $ex Recordsを設立。更に、デュオとして初のアルバム『The Yard Work Simulator』が、今月末にNinja Tune/Beatinkからリリースされる。全10曲収録のアルバムについて、Graefは「ありきたりな素材は使わず、今までにないダンス・レコードを作りたかった」とコメント。「これはコンセプト・アルバムのようなもので、先にトラックリストがあり、それに当てはまるように楽曲を制作していった。曲ごとに方向性とサウンドのリストがあって、一曲づつ制作していったんだ。ほとんどリアルに録音されたものでサンプルではないよ。ハーモニー、テーマ、コード進行には特に配慮したね。」
今回はそんな2人が、アルバムを引っ提げ揃って初来日することが決定。公演内容の詳細は現時点では明らかとなっていないが、次の発表まではアルバム収録曲の“Where The Fuck Are My Hard Boiled Eggs?!”と“Magic Johnson”を聴いて待つことにしよう。
Tracklist
01. Intro
02. Where The Fuck Are My Hard Boiled Eggs?!
03. Money $ex Theme
04. The Yard Work Simulator
05. Flat Peter
06. China Nr.04
07. W313D
08. Magic Johnson (Album Mix)
09. Jumbo Frosnapper
10. Viktor's Blues
『The Yard Work Simulator』は、Ninja Tune/Beatinkより2016年5月28日の発売予定。
UPDATE:アルバムのリリース情報を追記しました。