Various - Body 1:1 Mind

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  • 昨年の夏に始動したTikitaは、日本人プロデューサーKo-Taによるトラックの再発盤(未発表トラック1曲を含む)を発表した。レーベル第二弾は「Body 1:1 Mind」と名付けられたコンピレーションだ。再び過去のトラックがフィーチャーされているが、現行のトラックも同様に収録されている。Ko-Taの再登場に加え、彼が運営していたトライバルテクノレーベルStratosphereのレーベルメイトKiyokazu Hamawakiの他、ArtefaktとIoriも参加している。 Ko-Taが近年制作した"Drums Of Life"は、彼がこれまでに発表してきたヒプノティックなリズムにぴったりとフィットする。煽り声とモノトーンなブザー音が交互に出入りする非常に明快な4つ打ちトラックだ。オランダ人2人によるプロジェクトArtefaktによる"Hypnosis"は、飾り気のないタイトルではあるが、いつも通り、長尺で自由な流動性を持ったフォーマットを採用している。約8分間に渡って、時折、轟くローエンドからアシッドな渦が巻き起こる中、甲高いリズムのモチーフが脳をくすぐってくる。 ブロークンビーツのトラックを持ってきたのはIoriとHamawakiだ。"Falcon"においてIoriは、抑制した非常にムーディーな一面をのぞかせており、延々と続くコードによって、シンコペートする高密度のドラムに陰鬱とした空気が立ち込めている。しかし、本作のベストトラックは最後の最後にやってくる。2000年に制作されたHamawakiによる"Untitled #15"は、素晴らしく明瞭で空間に対するセンスを感じさせるツールトラックだ。乾いたパーカッションが繰り返されるループに、オーケストラのように起伏するサウンドが適確な位置で挿入されている。1枚目ほどとは言わないまでも、今回の「Body 1:1 Mind」も強力で万能なリリースだ。
  • Tracklist
      A1 Ko-Ta - Drums Of Life A2 Artefakt - Hypnosis B1 IORI - Falcon B2 Kiyokazu Hamawaki - Untitled #15