The Mole - Hang In There Fry Guy

  • Share
  • Colin de la PlanteのThe Moleという名義には、おそらく皮肉が込められている。彼は常にアンダーグラウンドな存在だったが、過去10年のあいだThe Moleは他の誰でもない彼自身のルールに従って音楽を創ってきた。Barbara PreisingerのSlices of Lifeから届けられたこの2トラック入りの12インチには、いかにも彼らしい捻りの効いたミュータント・ディスコが収められている。トリッピーなディスコ・トラック"Hang In There Fry Guy"には掃射砲のようなカウベル、グラム・ロック調のスネア、驚異的なシンセが編み込まれ、その奥底には不安定なヴォーカルの断片が埋め込まれている。 "Hang In There Fry Guy"ほど悪魔的で歪んではいないが、120BPM以下のテンポに落とし込まれた"Now I Understand"ではエコーするリムショットとガラガラとしたコンガがぶつかり合いながら進み、無愛想なベースラインによって支えられている。トラックが2/3も進むと、いかにも彼ららしく、『Bladerunner』のサントラを思わせるような短いインタールードが唐突に差し込まれる。それが終わると、まるで何事も無かったかのように終わりなきロックド・グルーヴに引き戻される。
  • Tracklist
      A Hang In There Fry Guy B Now I Understand