Dntel / Herbert - Remixes by Die Vögel, DJ Koze

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  • 身内のみで固められながらも、このPampaからの新しい12インチは2つの話題独占中のリミックスを収録している。RosterはDie Vögel名義でそのレーベルメイト、Jimmy TamborelloのDntelとしてのラスト・アルバムにトリビュートを送っている。そして、Pampa創立者のひとりStefan 'Koze' KozallaはMatthew Herbertの2001年作『Bodily Functions』へ新たに提供した2つのリミックスを収めている。 Die VögelはTamborelloの賛否両論であったアルバム4曲目の"My Orphaned Son"に潜水するかのようなベースラインを埋め込みながらも、オリジナルの歪んだヴォーカルやアブストラクトなジャズの断片はほとんどそのまま残している。この12インチでもやはり注目すべきはKozeによるHerbert "It's Only"のリミックスだろう。グリッチーでありながらラウンジ的でもあったオリジナルを痛切きわまりないディープ・エレクトロニカへと見事に転じさせている。8分間を通して、ジェントルなクラップがハミングするようなベースの壁と共にのんびりと打ち込まれ、Dani Sicilianoの柔らかでありながらも感情を揺さぶるようなヴォーカルのバックで絶妙なトーンを与えている。プレス・リリースではこのリミックスを「インスタント・クラシック(即クラシック入り)」と評していたが、それもまんざら誇張ではないだろう。