Nuno Dos Santos - Hamming

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  • まだ数枚しかリリースしていないものの、アムステルダムの名門クラブTrouwが立ち上げた同名レーベルは、このクラブのレジデントDJでもあるNuno Dos Santosのリリースによってさらに評判を高めるはずだ。"Hamming"はまさに太陽の光りに溢れたテクノと言うべきで、そのオリジナルはどこか未完成な部分がありながらも、一切のクリシェを排した展開が実に頼もしい。トラック全体には分厚いベースのスタブが敷かれているが、その力強さとは相反してトラックそのものの印象は実に暖かなものだ。Dozzyによるリミックスもオリジナルの魅力をうまく引き立てつつ、行き交うサウンドの密度を自在に操るトラディショナルなダブ・アプローチを聴かせている。"Ottil Part 2"もまた聴き逃せないトラックで、"Hamming"とはまったく異なる色彩でありながら、そのやんちゃなパーカッシブ・トラックはこもったようなヴォーカルと共にぐいぐいとグルーヴを引っ張っていく。