- Red Light Radioの共同創設者による洗練されたチューン
- Orpheu de Jongがいなかったら、アムステルダムの音楽シーンは大きく異なって見え、聴こえていたかもしれない。2010年、彼とHugo van HeijningenはニューヨークのEast Village Radioへの訪問に刺激を受け、アムステルダムで自身たちのラジオ局を立ち上げた。当時、アムステルダム市議会は市内の赤線地区の土地を買い占め、クリエイティブな人たちに貸し出していた。2人はチャンスの到来を感じ、そして2010年にRed Light Radioが誕生した。ラジオ局がRed Light Recordsとなって以降は、オタクっぽいながらもフレンドリーなハブが形成され、今や市内外のDJや音楽ヘッズたちにとっての重要な目的地となっている。Red Light Recordsで新作をチェックしていると、de Jongのグラフィックデザインスキルも目にするはずだ。彼は、DekmantelやOff Minor、Second Circleといった地元拠点のレーベルのレコードスリーブの制作も担当しているのだ。
そしてde Jongには、Orpheu The WizardとしてのDJライフもある。彼は10年以上DJとして活動しているが、アムステルダム市外のプロモーターが彼に注目するようになったのはここ数年のことで、現在は世界各地のパーティーやフェスティバルに出演している。2017年になると、彼はRed Light Radioで自身の朝番組をスタートした。「どうせ僕が鍵を持っているんだし」というのが、彼がMusic For Listening Toというタイトルのその番組を始めた動機だった。RA.649は、Red Light Radioで早朝に録音された、de Jongが今現在気に入っているチューンのセレクションだ。「古いのも、新しいのも、レアなのも、そうじゃないのもある」と、彼は説明する。
Tracklist1. Iury Lech - FInal Sin Pausas
2. Shelter - Variation Abyssale (part 2)
3. MJ Lallo - Lunar Tribal Ritual
4. Voice Of Authority - Starting And Stopping
5. Ruutu Poiss - Palav Aed (Unreleased)
6. Weird Weather - Water Loop
7. Uwalmassa - Untitled 05
8. Fluke - Tosh (Posh)
9. Rasputin - Trapped in Automotion (Unreleased)
10. Window Smashers - New Way Living
11. Leo James - Salvation Part 2
12. Masalo - New Dance
13. Fun Fun - Give Up Your Fight (MH Edit - Unreleased)
14. Alexander Robotnik - Computer Sourire (1985 Remix)
15. Yuku Yuku - Chee Shimizu Remix
16. Zazou Bikaye - Na Kenda
17. Hugues Le Bars - Mets L'Ange (L'Africain)