RA.572 Haruka

  • Published
    15 May 2017
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    145 MB
  • Length
    01:03:20
  • 東京のライジングスターによるサイケデリック・テクノ
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  • その地元のシーンにハマっている人でなければ知らないであろう、もっと評価されるべきDJが世界には数多くいるが、Harukaは東京を拠点に活動する、そのうちの一人。しかし、今その状況が変わり始めている。彼は活動を開始して以来、日本国内を中心にDJとしての評価を築き上げ、DJ YaziとのデュオTwinpeaksや、最近始めたばかりのバンドSenkoといったプロジェクトも手がけている。彼のスムースで魅惑的なそのミキシングスタイルは、幾分DJ Nobuに通づるものがある。Nobuは、Harukaの地元である鶴岡でのギグで彼と出会い、その後この若きDJを自身の後輩として目をかけるようになったのだ。 そして現在、彼は東京を拠点に、Nobuが17年間に渡り主催し続けているアイコニックなテクノパーティーFuture Terrorの一員として活動している。直球なテクノセットほか、その多様性と折衷主義で知られるHarukaは、クラブイベントに加え、日本各地のフェスティバルからもオファーを受けている。更に6月には、ロンドンのOval Spaceにて初のヨーロッパギグを行うことが決定している。 そんなHarukaのRAポッドキャストは、ひとつのストーリーを念頭に置いて構成されている。瑞々しいシンセやビッグなメロディーが満載のトラックを慎重に組み合わせ、時間をかけ、徐々に、そして自然にムードをシフトしていく。ピークタイムというよりは、オープニングセットに向いた内容ではある。ただしそれは、ヘッドライナーを凌ぐほど素晴らしいウォームアップだ。 近況報告をお願いします。 充実した毎日を過ごしてます。先週は5ギグやりました。最近バンドも始めて、今日は週末にソウルで行うライブのリハーサルでした。長い間転々としてた昼間の仕事を辞め、今は音楽に集中出来ています。これは自分にとって幸運なことだと思ってます。 ミックスの制作環境について教えてください。 2台のPioneer CDJ2000と1台のA&H Xone92を使って、数回録り直して作りました。 マスタリングはPflaume Soundのリョウスケに担当してもらいました。彼は若いけど豊富な知識と技術、確かな耳の持ち主で、テクニカルな面での相談にもよく乗ってもらってます。 ミックスのコンセプトについて教えてください。 日常にフィットするようなミックスに仕上げようと思いました。様々な年代のトラックを使い、ストーリー性を出せるように構成を考えました。裏テーマは猫で、散歩やドライブのお供に楽しんでもらえたら嬉しいです。 これまであなたは拠点とする東京をはじめ、日本各地の地方都市で頻繁にツアーを行っています。また、以前のインタビューで日本のシーンは「海外からのゲストやコンテンツが以前より身近になり、インターナショナルな存在がいないと成立しない風潮がある」と語っていましたが、あなたの見る日本のシーンについて教えてください。 先週ContactでMarcel Dettmannと共演して、その日は最高のパーティーになりました。彼のようなDJと共演できるチャンスが増えたことは嬉しいし、世界中の才能を体験できる環境が東京にあるのは素晴らしいことですが、その反面、ローカルDJにとっては依然厳しい状況が続いています。そんな中、最近になって日本のアーティストやDJが続々と世界で活躍の場を得ていることは、シーンにとっても良い刺激になっていると思います。かつての好景気と地理的な環境のせいか、しばしば日本のシーンは「ガラパゴス」だと揶揄されることがありますが、その分他にはない独創性を持っている面白いDJやアーティスト、パーティーなどが生まれやすい土壌でもあると思っています。 最近、DJ YaziとのライブデュオTwinpeaksの活動を再始動させましたが、どのような経緯で?またどのような構成なのか教えてください。 Twinpeaksとしての活動を自発的に休止した訳ではなくて、それぞれのDJ活動が忙しくなったことと、もともと機材面の条件を満たす環境が整うのが少なかったこともあり、最近まで自然と活動の頻度が減っていました。メソッドは流動的なんですけど、最近はハードウェアを導入したハイブリッドなセットはやっていないです。それぞれがDJという原点に立ち返り、CDJを4台使ってそのループ機能を活かしたセットをやっています。 あなたがレジデントを務めるパーティーFuture Terrorについて教えてください。 DJ Nobuを中心に、ぼくとごく少数の友人でDIY的に運営しています。毎回日本中から楽しみに集まってくれるお客さんに支えられ、今年で17年目に差し掛かりました。2017年は10月と年末に開催する予定で、それぞれ全て異なるコンセプトを考えています。シーンの状況が必ずしも良いとは言えない中、日本中に日々飽くなき苦闘を続けている、信頼できるDJやクルーがたくさんいます。そんな彼らを自分たちのパーティーで紹介していくこともFuture Terrorの重要なテーマの一つです。 今後の予定は? 6月にロンドンのOval SpaceでDJ Nobu、Shackletonと共演します。ヨーロッパでの初のギグなので本当に楽しみです。8月にはベトナムでギグが入りそうで、それも面白いことになりそう。あとは山形、沖縄、三重、京都など日本各地の様々なパーティーでのギグが決まっています。それと最近始めたバンド "Senko" のレコーディングがこれからあります。10代の頃からずっと憧れているダブエンジニアの人に録ってもらえることになってて、これは自分にとって忘れられない体験になりそうです。
  • Tracklist
      Unit Moebius - Die Ene Die Zweeft Alex Cortex - Kihon 8 B12 - One Thing In My Mind Joel Graham - Night Tom Dicicco - We Let Go Emmanuel Top - Resilient DJ Nobu - Dog Var (Unreleased) Age - Parallelwelt Tillander & Svreca - 10AM Is When You Come To Me Carl Craig - Angel (Jerome Sydenham Deep Space Mix) Jamal Moss - I'm Going To Gherk The Fuck Out Of You 1 Alex Cortex - Replanted Consumer Watchdaugz - 1 Air Liquide - Tanz Der Lemminge Autechre - Silverside