RA.517 Awesome Tapes From Africa

  • Published
    25 Apr 2016
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    160 MB
  • Length
    01:09:50
  • Brian Shimkovitzのカセットデッキから流れるスリリングな音楽
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  • Awesome Tapes From Africaのブログを眺めていると、一日があっという間に過ぎてしまう。このブログは、アフリカのテープを収集することに人生を捧げてきた音楽民族学者、Brian Shimkovitzが10年前に立ち上げたもの。ガーナに初めて旅行して以来、彼は定期的にアフリカに出向き、市場の屋台や中古ショップでカセットを発掘している。ブログのレイアウトはシンプルなため、ジャケットのアートワークを堪能するのは最適だ。そしてこれや、これ、あるいはこれを見て解るとおり、ジャケットの多くは美しく想像力を掻き立てられる。南アフリカのシンセ・ポップであれ、北ガーナの宗教音楽であれ、エチオピアのヴォーカル&ストリングス音楽であれ、このブログが更新されるたびに壮大なアフリカの音楽歴史の1ページが垣間見える。 Awesome Tapes From Africaのレコード・レーベルは2011年に立ち上げられた。Shimkovitzはリリースをするために、ときに大変な思いをしてミュージシャンたちにコンタクトをとってきた。しかしこのレーベルからリリースを行うことで、改めて注目を集めているアーティストもおり、Hailu Mergia、Nahawa Doumbia、SK KakrabaはATFAからリリースしたあと、ヨーロッパなどでツアーすることができている。Shimkovitz自身もDJとしてフェスなどでよくみかける存在になっており、テープデッキとミキサーを駆使してカセットでDJをしている。2016年にテープでDJするのは格好つけのような気がするかもしれないが、彼の場合は深い情熱からきていることが解る。そしてその情熱は、自身がいま面白いと感じるアフリカの音楽をショーケースしたShimkovitzのRAポッドキャストにも溢れている。 近況報告をお願いします 何本ものテープを聴いて、次のツアーにどのテープを持って行こうか考えていたよ。あと最近はレーベルから今後リリースする作品の準備を進めていた。Awalom Gebremariam(エリトリア)、DJ Katapila(ガーナ)、そしてHailu Mergiaのリイシューが控えているんだ。 ミックスの制作環境は? 俺はテープデッキでしかDJしていなくて、できればピッチコントロール付きのを使ってる。これは自宅でお気に入りのデッキを使って録音したんだ。ミキサーに繋げてすぐDJできるように、2台デッキがついていて2つ出力端子がついてるスタジオ向けのデッキを使ってる。 ミックスのコンセプトについて教えてください たいてい俺はスロウでアコースティックな曲でミックスを始めて、よりヘヴィーでエレクトロニックな曲へと展開していくことが多い。今回のミックスで使った曲は去年よくセットでかけていたものなんだ。どこでもかけていない曲も数曲ある。普段のパーティーとかフェスの感じを出したかった。こういうミックスは普段やらないんだ。家にミキサーすらない。コンセプトとしては、最近面白いと感じてる音楽を切り取ったものにしようとしたんだ。テンポでもジャンルでも、一回のセットで様々なものをかけるのが好きなんだ。一晩で可能なかぎりあちこちの地方や、様々なムーヴメントの楽曲をかけたいんだ。   ATFAは立ち上げて10年になります。これまで達成したなかで一番誇りに思っている事は? 2006年に趣味でブログを始めたんだ。ローカルな規模でしか流通していないアフリカの音楽は、聴けない人がたくさんいるんじゃないかと思って始めたんだ。ながいこと、ただひたすら週末にカセットの音源をアップしていた。 それ以来目的は拡大した。リイシューさせてもらったアーティストたちに新しいチャンスを与えることができて誇りに思っているよ。リリースしたあとに海外でギグをもらったり、今後ギグをやる予定のアーティストが多い。そして努力の末、Ata Kakにコンタクトがとれてハングアウトできたのは人生で最大の達成感だったと思うし、今度やるEU/UKツアーがすごく楽しみだ。あとDCに住んでるエチオピア人のキーボーディスト、Hailu Mergiaと仕事するのも非常に楽しかった。彼のライブは規模がどんどんビッグになっているし、次のリイシューは6月に出るんだ。今のところお気に入りだ。 DJ KatapilaはリイシューのおかげでNew York Timesでインタビューを受けたが、それは俺にとってとても誇らしいことだ。Penny PennyがSydney Opera Houseで行ったライブの写真を見たのも嬉しかった。最近セネガルのAby Ngana Diopの家族の家を訪れたが、すでに亡くなっている母親の音楽が西アフリカ以外の国の人々に聴かれることにとても喜んでいたよ。 これまで、アーティストたちをサポートしてくれた人々には心から感謝している。   ATFAを運営していて大変なことは? 興味をもったアーティストを見つけてコンタクトをとることだね。ありとあらゆる方法で人々に連絡をとってきたよ。知らない人にメールしたり、特定の場所の団体やジャーナリストに話をきいたり、Skypeで突然電話したり、とりあえず出向いて、足で情報を集めたり。ブログに電話番号があったHailu Mergiaなど簡単な場合もある。でも大変なときは本当に大変で、Ata Kakは8年かかった。   今後の予定は? 今年はATFAイベントを企画しているんだ。世界各地で開催して、レーベルでリリースしたアーティストが出演する。あとは今年の夏、ヨーロッパや北アメリカで楽しい時間を過ごすことが楽しみだ。あと今年は南アフリカとナイジェリアに行く時間を作りたいね。
  • Tracklist
      Onyame Nkrabea Nwomkro - Owerehoni Issa Bagayogo - Kouloun Penny Penny - Shichangani (Remix) Dr. Raphael Samah - E So Fun Oniduru Mi Souleymane Traore - Cinporoko Nomougoro Vumani - Black Mampatile Yvonne Chaka Chaka - Sangoma Brenda & the Big Dudes - Gimme Gimme Your Love Manu Dibango - Echos Beti Stip Guys - Da Kara - Lat Mbaye - Teckno ac Tama DJ Katapila - Zoomlion DJ Mengie & DJ XL Yafet - ?? DJ Alex Funk - Ambiance DJ Instru DJ Katapila - Gbe Ohe Mix DJ Katapila - Ice-Inc. Ata Kak - Bome Nnwom Aby Ngana Diop - Dieuleul Dieli Moussa Condé - Dena Dyala