RA.507 Sadar Bahar

  • Published
    16 Feb 2016
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    183 MB
  • Length
    01:19:46
  • シカゴの有数のDJが届けるソウル
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  • Sadar Baharは自身のレコードの収集癖について、「30年間患っている病気だよ」とジョークを言う。「誰にも負けないレコードコレクションを作りあげたいという、いつまでも満たされない欲求」に突き動かされなから、彼はレコードを買い続け、家がレコードでいっぱいになると、今度は母親の自宅の地下室にレコードを保管し始めた。去年のRush Hourでのインタビューでは、Baharは9枚同じレコードを持っていると認めていた。彼のコレクションのなかにはとてつもなくレアなレコードもあり、彼は以前CDRのインタビューにてTomorrow's Peopleの『Open Soul』のレコードを10年間探し続けた話をしていた。そして、Sadar BaharのDJを聴いて知った曲をかける著名DJも多い。彼のプレイを「ヤバい、ヤバい、ヤバい」と評価したTheo Parrishは、彼の選曲を「パクった」ことがあると認めており、Degoは彼のセットを「ありえない」とだけ形容した。 彼の世代のシカゴDJの多くがそうだが、BaharはMuzik BoxにてRon Hardyのプレイを見てDJの基礎を勉強した。「Ron Hardyを見にいったときは、楽しかった、だけじゃなくて勉強になった、という気持ちで帰っていた」とCDRにて言った。しかし時が経つにつれ、彼はシカゴのDJが皆、同じレコード店でレコードを買い、同じような曲ばかりかけていると感じるようになり、誰よりも深くディグをすることに情熱を注ぐようになった。この姿勢がDJとしての彼の精神を象徴するようになり、Lee Collinsとともに主催しているパーティー、Soul In The Holeの根底にある信念も同じである。ヴァイナルオンリーのこのイベントでは、多幸感溢れるディスコ、ソウルやゴスペルが空間を彩る。2012年には、UKのレーベルBBEが『Soul In The Hole』のコンピレーションをリリースし、CollinsとBaharのサウンドを世に届けた。 今回のBaharのRAポッドキャストにはレア曲も含まれているが、安く中古で手に入るBlondieのトラックも入っており、ただ珍しい曲を集めたミックスではない。しかしとてつもないお宝も入っており、Martin L. Dumas Jr.のソウルフルな名曲では、以下のような歌詞が展開する。「ポジティブな態度、信念、決意といった要素が、私達をダイアモンドにするんだ」。彼がなぜこれほどまでに愛されるDJであるのか?その理由を、この歌詞がまさに的確に表現していると言ったら、きっとBaharが満面の笑みでDJをする姿を目の当たりにしたことがある人なら、同意してくれるはずだ。 近況報告をお願いします 世界中のあちこちで、ホットな音楽を探しあてて、かけているよ。 ミックスの制作環境を教えて下さい ヴァイナルを使って地下室で録ったよ。 ミックスのコンセプトについて教えて下さい 世界中の人々に音楽を伝道し続けること。 2016年現在のあなたのレコード収集の仕方は、自身でどう表現しますか?また、最近はどこでディグをすることが多いですか? 30年間患っている病気だよ。世界のあちこちでディグをしている。 Soul In The Holeが掲げる信念は、現在のダンス・ミュージック・シーンにどのようにフィットしていると思いますか? 問題なくフィットしていると思うよ。このイベントは今活躍しているダンサーやDJが生まれる前から行っていたんだ。 今後の予定は? 今後もホットな音楽を届け、うちのイベントをサポートしてくれた人々全員がハッピーな気持ちで帰ってもらえるようにし続けるつもりだ。