RA.505 Josey Rebelle

  • Published
    1 Feb 2016
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    174 MB
  • Length
    01:15:42
  • スタイルや時代を超越するロンドンのDJ
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  • オンデマンドとポッドキャストが当たり前のこの時代において、Josey Rebelleは昔ながらのラジオを聞く理由を与えてくれる。毎週日曜日の朝10時から午後1時という時間枠でRinse FMにて番組を持っている彼女は、日曜の朝に合うソウル、R&B、ディスコ、ハウス、テクノを心地よく聞かせてくれる。先週の日曜日の朝、10時を10分過ぎた頃、彼女はWalter Jacksonの”It's Cool”という1983年のファンクをかけた。その5分後は、TLCのゆったりとした"Let's Do It Again”がかかり、その1時間以内にはLowrellの”Mellow Mellow Right On”がかかった。しかしそれはRebelleの一面でしかなく、ランチタイム前後になるころには、ワイルドなハウスやクランチーなテクノへと展開していった。しかし彼女の選曲において一貫していることは一つある。Rinseの他のDJの多くが新曲を流すことに集中する傍ら(先週の土曜日の午後には、ガラージDJのDappaが直前に仕上がったばかりだというトラックをかけていた)、Rebelleはいつまでも色あせない曲を好んでかける。「私がかけている曲はいつぐらいの年代の曲なのか、分からないことが多いと思うわ」と、彼女は過去に発言している。こういった彼女の選曲スタイルは高い評価を集めている。彼女は5年前からRinseで番組をホストしているだけでなく、人気の(残念ながらもう存在していない)Plastic Peopleなど、ロンドン屈指のクラブで頻繁にプレイしており、2010年には設立したばかりだったストリーミング・プラットフォーム、Boiler Roomの最初の配信でプレイした。Rebelleのファン層は主にローカルだが、彼女は世界的に活躍してもおかしくないスキル、経験とクリエイティブなフォーカスを持ち合わせている。 今回のRebelleのRAポッドキャストには、彼女がいかに時代というものを考えずに選曲することができるかを象徴するミックス箇所がある。ソウルのスロウ・ジャムのSun Runnersによるエディットをかけてミックスの流れをあえて絶ったのち、倍の速度のTevo HowardによるDJツールを混ぜあわせ、全く違う世界観をうまく組み合わせることに成功している。 まずは近況報告をお願いします Rinse FMの3時間の番組以外で、最近はこれまでよりも長いセットをプレイする機会がもらえるようになった。もちろんLarry Levanとかと比べたらなんてことないけど、90分以上時間をもらえるとじっくり入り込むことができて楽しいわ。最近で良かったのはロンドンのPhonoxでの3時間プレイ。私の時間が終わったときはやめたくないって思ったし、数ヶ月前にPanorama Barでロングセットをやったときも同じ気持ちだった。自分のいる場所を完全に忘れて、音楽に連れて行かれる気分なのよね。いつも笑われるんだけど、私はDJをしているときとても真剣な顔をしていて、不機嫌そうに見えるらしい。でも私はすごく楽しんでるの。 ミックスの制作環境を教えて下さい 番組が終わったあと、Rinseのセカンドスタジオに入って録音したわ。大音量で録りたいから家でミックスを作るのは苦手なの。きっと自宅でやったら半分もやらないうちに隣の人に警察を呼ばれるわ。だからちっちゃなスタジオで、電気を暗くして好きな曲をかけながらやれて良かった。  ミックスのコンセプトについて教えて下さい ありきたりなことだけど、本当に好きな音楽だけを集めたの。名曲もあれば、新曲もあって。ミックスのトラックリストを延々と考えるほうではないから、その瞬間に大音量でかけたいと思った曲をつなげただけ。 あなたがかける曲は“クラシック“な雰囲気のある曲が多いと過去に言っています。それは、具体的にどう定義しますか? 5年後、10年後でもかけるだろうなって感じる曲。実際のところ、私の音楽コレクションの大半はそういったものなのよ。買うものを選ぶときはとても気を使うわ。元々、若いときは欲しい曲を全て買うお金がなかったということと、あと50枚ぐらいしか入らないレコードバッグを持ち歩くという制限があるから、曲を選ぶセンスが磨かれていったのだと思う。あと、ここ最近で人生色々あって、感動させられるものとか、多幸感に満たされるもの以外に時間を費やすほど人生は長くないって最近良く思っているの。 ロンドンのクラブ事情は良く議論にあがります。長年シーンを見てきたあなたには、現在どう映っていますか? 音楽に関しては、ロンドンは今良い状態だと思うわ。大好きなPlastic Peopleとか、素晴らしいクラブがここ最近次々になくなっていくのを見ていて悲しかったけどね。あそこは小さな天国だった。またあそこでDJしたり踊ったりしたいわ。あんな一体感のある場所は他に知らないわ。でも個人的には、毎週ロンドンに訪れるアーティストの質を考えたら文句を言えないほど恵まれていると思う。RAでイベント・スケジュールを見てみればハンパないことがわかるわ。あと、ロンドンで新世代のプロデューサーたちがどんどんでてきていて、それを間近で見ることができていることにとてもワクワクさせられる。 今後の予定は? DJ活動を続けて、人生を楽しむ予定。私が愛している音楽を同じく愛す素晴らしい人達が沢山来てくれるイベントにブッキングされることが多くて、私はとても恵まれていると思うわ。あと今年はRinse FMの番組が5周年を迎えるから何かスペシャルなことをしたいと思ってるの。クラブでもラジオでも、どこでも音楽をかけるのが好き。とても楽しいわ。
  • Tracklist
      Tribe Of Colin - Palm Whine Patrice Rushen - To Each His Own Kraftwerk - Techno Pop Lady Blacktronika - Hey Ah Fotomachine - Black Science Brassfoot - Unlucky Charms Da Sampla - The Rider Midi Rain - The Crack Train (Club Instrumental) Shamos - Training Day Xosar - Eye Of The Wavestorm Prof. Delacroix - Build Her Anthony Shakir - One Beat (Just Won't Do) Cooly G - Not The Way Maurice Fulton presents Alderon - In My Mind Sun Runners - Goddess Lovers Paul du Lac - Access (Tevo's Bare Beats) DJ Jus Ed - Techno Delay 2014 Martyn - U1-U8 Shanti Celeste - SSS (OG Cut) FaltyDL - The Ah Track DJ Stingray - Cytokines The Advent - Axum Pt. 2