RA.489 Basic Soul Unit

  • Published
    12 Oct 2015
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    224 MB
  • Length
    01:37:45
  • トロント産テクノ
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  • Stuart Liの1stアルバムは、豊潤なディープ・ハウスを届けるシカゴのレーベル、Still Musicからの発売であった。一方、2ndアルバムは、レフトフィールド寄りなテクノなどをリリースすることで知られるオランダのDekmantelからとなる。この情報だけで、このトロントのアーティストがいかに異なるスタイルを行き来することができる人物か解るだろう。その2レーベルと、自身のLab.our以外にも、Mule、Ostgut Ton、NonPlus、Crème Organizationなど、多数の重要レーベルから多様な作品を出している。LiはDJ仕様のクラブトラックの制作を得意とし、無駄を省いていながら、単調になることのない楽曲を生み出している。自身も熟練のセレクターであるだけあって、彼の作るトラックはプロ仕様で機能的だ。DJプレイでは冒険的で巧みであり、その日によって全く異なる方向性のプレイをする上、ひとつのセットの中で全く違うサウンドへと途中で切り替えることも決して珍しくない。 今回のRAポッドキャストでは、Liは自身のテクノ・サイドにフォーカスしており、近日発売されるニューアルバム『Under The Same Sky』のインスピレーションとなったものを集めている。Inigo Kennedy、Regis、 [Ø] Phaseらのトラックが入ったこのミックスは、アルバム同様、鮮やかなメロディーの躍動的なテクノが詰まっている。 まずは近況報告をお願いしま? 新学期が始まったから、最近はまた“父親モード”に入って、学校まで娘を連れて行ったり向かいに行ったり、課外活動に連れて行ったり、家族と時間を過ごしていたよ。音楽面で言うと、Dollyからの12インチ、Dekmantelから出るLP、あといくつかEPやリミックスなどがあって今年は忙しい1年になったよ。 ミックスの制作環境を教えてください Seratoとヴァイナルを使って自宅で作ったんだ。大抵DJをするときはヴァイナルとCDJを使うんだけど、今は家にCDJを置いておくカネが無いんだ。 このミックスのコンセプトについて教えてください 今回はテクノにフォーカスしたミックスを作ろうと思った。俺は普段色々なセットをプレイしているし、例えばSadar Baharの前と、Surgeonの前でオープンDJをやるとき、プレイする内容は違ったものになる。(どちらも実際にやったことがあるんだ)ネットで聴ける俺のミックスはハウス寄りのものが多いから、今回はちょっと違う一面を見せようと思ったんだ。しかしそれでも、このミックスには幅広いスタイルが入っていると思うよ。 Dekmantelから作品をリリースするまでにどういう経緯があったのですか? Juju & Jordashの『Deep Blue Meanies』を聴いてから、このレーベルを追っていたんだ。あるとき、向こうから連絡が来たんだが、そのとき俺は渡せる曲がなかったんだ。去年末にアルバム用のトラックを仕上げたとき、リリースをお願いしたいレーベルを考えて、(とても)短いリストを作ったんだけど、Dekmantelがそのうちのひとつだった。一緒に仕事したいと思えるレーベルじゃなかったらこれをアルバムとして出す必要性すら無かったから、出したがるレーベルがなければ多分うちのレーベルからEPとして出していただろう。ありがたいことにDekmantelが気に入ってくれた。Juju & JordashとJoey Andersonがこのレーベルに所属しているのも嬉しかった。彼らとはエージェンシーが同じ(Uzuri)だから、ファミリーなんだ。 ニューアルバムはこれまでの作品よりもUKの影響が強いと感じました。いかがでしょう? 確かに影響はされてるけど、そういう方向性にしようと意図的にやってきたことはないね。プロデュースを始めたとき、一番影響を受けていたのはデトロイトとシカゴだった。しかしDJとして、そして音楽好きとして俺は昔から色々なサウンドが好きだった。制作に関しては成長していて、他に影響を受けている要素をこれまで以上に表現でまとめることができていると思う。 今後の予定は? 11月には新作のプロモーションでツアーが始まるよ。リリースではアルバム以外に、Skudge XとFred PのレーベルからEPが出る。あと新作も作ってるけど、それがいつ出るかはまだ解らないね。自分たち(J-ULと俺)のレーベル、Lab.ourのリリース作も続々と決まっているんだ。 Hermansの「Lab.our 06」(俺の過去のHerman名義とは無関係)は出たばかりで、BSU vs J-ULリミックスが入っている。次にMaxwell Churchの作品をリリースする予定で、その後にはAberdeen、R、Jerry Riggs x KrizzliとBenjamin Woodといったニューフェイスの作品も控えている。全員トロントのアーティストなんだ。ローカル・タレントを紹介できるプラットフォームがあることが素晴らしいよ!
  • Tracklist
      Inigo Kennedy - Requiem (Dasha Rush "Requiem For Humanity Remix") - Token Inigo Kennedy - Lullaby - Token Millsart - C1 Untitled - Axis Artefakt - From Our Minds To Yours - Delsin Ryan James Ford - Rjiyen Orandin - MDR DJ Spider & Phil Moffa - Kung Fu Robots - Sublevel Sounds Dadub - Life (Rrose Remix) - Stroboscopic Artefacts Ascion - Landscape - 3TH M-R - Slinky Kids - L.I.E.S. Ctrls - Incoming Data - Token Peter Van Hoesen - To Alter a Vector ([Ø] Phase Remix) - Time To Express Schmutz - Prima Nocte - Omnidisc Surgeon - Lash - SRX Regis - Sand - Downwards James Ruskin - Work (Steve Rachmad Remix) - Blueprint Maxwell Church - Lingen - Lab.our Hieroglyphic Being - The Ninth Root (Eve Of The War) - International Deejay Gigolo Africans With Mainframes - RB3 - Bio Rhythm Hermans - Sweat Box Rock - Lab.our Tv.Out - Lights Out (Greg Beato Remix) - Parallax DJ Stingray - Dendrite - Lower Parts Steve Rachmad - Surdosong - EC Trap 10 - Radisc - Artless UR - Windchime - Underground Resistance Basic Soul Unit - Under The Same Sky - Dekmantel