RA.478 Daniele Baldelli

  • Published
    27 Jul 2015
  • Filesize
    155 MB
  • Length
    01:07:27
  • 大ベテランDJのファンキーな一面
  • Share
  • 46年前、あなたは何をしていただろうか?1969年、現在のようなDJという概念がまだ無かった時代に、Daniele BaldelliはDJを始めた。このイタリア人アーティストが現在も活動を続けている事実が驚くべき事なのは言うまでもないが、さらに驚くべき事に、彼はこれまで以上に忙しくヨーロッパやアメリカ中を巡っており、今年はMule Musigから『Cosmic Drag』というアルバムまでリリースしている。Baldelliの長期に渡るキャリアの礎となっているのが、70年代後半から80年代前半にかけて、2つの重要クラブのレジデントDJを務めていたことである。ひとつは、イタリアのStudio 54と言われたクラブ、Baia Degli Angeli。それまでBaiaのレジデントであった人気DJのTom SisonとBob Dayの後を継いだBaldelliは、海外産のディスコレコードをかけるという、当時のイタリアのシーンにとっては斬新なプレイをした。完璧主義者であった彼は、1曲に対して200曲を合わせ、一番相性の良い曲を探すと言ったことをプライベートで行っていた。Baiaが閉店したあとは、ガルダ湖のCosmicというクラブでレジデントを務めた。彼はその時点ですでに、様々なスタイルの音楽をミックスするということを実験的にBaiaで行っていたが、Cosmicでは更に幅広いプレイをするようになった。彼はアフリカン・ミュージック、ディスコ、サイケデリック・ロック、クラウトロック、ダブといった様々なサウンドが混ざったセットで知られるようになり、わざと間違った回転数でかけるなど、奇妙なスタイルのDJとして名が広まった。 今回のRAポッドキャストでは逆に、Baldelliはひとつのスタイル、ファンクにフォーカスしている。ガルダ湖のLe Plaisirで録音されたこのプレイには、もうすぐ活動50周年を迎える大ベテランらしい品格が滲み出ている。 まずは近況報告をお願いします 私はDJをしていないときは、いつだってレコーディング・スタジオにいるんだ。 ミックスの制作環境を教えてください。 1年前、イタリアのクラブでやっている私のファンキーなパーティーでこのミックスを録ったんだ。 ミックスのコンセプトについて教えてください。 その晩のフライヤーには「Back to my funky side」だとか、「We got the funk」って書いてあったから、もちろんファンキーな曲しかかけなかったよ! あなたはこれまで長期に渡ってDJ活動を続けてきました。DJに対するアプローチはその間、どういった変化がありましたか? 1969年からDJをやっている。今後もずっと続けるつもりさ!私がDJを開始した頃、まだDJという行為が確立される前だった。今時の若者は、全てが目の前に用意されている。だから簡単になったが、それと同時に、音楽の歴史をしっかりと知っておく必要はあると思う。 最近はツアーで忙しそうですね。特に印象深いギグはありましたか? 私がプレイするギグは全て印象深いよ。たとえ、100人程度のパーティーでもね。 今後の予定は? 私はいつもスタジオにいるか、DJをしているんだが、8月にはイタリア内だけで15のギグがあるんだ。あと、8月8日にはベルギーのWecandanceで、8月30日にはクロアチアのDimensions Festivalに出演するんだ。