RA.475 Blanck Mass

  • Published
    6 Jul 2015
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    221 MB
  • Length
    01:36:15
  • Fuck Buttonsの片割れが導く音楽冒険
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  • Blanck Massとは、Andrew HungとFuck Buttonsとして活動することで知られるUKのアーティスト、Benjamin John Powerのサイド・プロジェクトである。ユニットとしては2008年にデビュー・アルバム『Street Horrrsing』をリリースしており、ノイズ・バンドでありながら、聴き易い音楽を作るという不思議なポジションを獲得した。2ndアルバム『Tarot Sport』ではその方向性が更に掘り下げられており、同作はギターの甲高い音が鳴り響くのと同じくらい、包み込まれるようなシンセ・ラインや魅惑的なメロディーが登場する作品であった。2012年のロンドン・オリンピックではディレクターDanny Boyleが同作から"Surf Solar"と"Olympians"の2曲を開会式で使用したが、空高く舞い上がるようなリードやドラマチックなコード進行が、スケールの大きいこのセレモニーに見事にマッチした。そしてイギリスの国旗が掲げられるなか、London Symphony OrchestraがBlanck Massの1stアルバム収録の"Sundowner"のカバーを演奏した。このアルバムはパワフルでシネマチックなアンビエントにフォーカスした作品であったが、今年PowerがBlanck Mass名義でリリースした作品には変化があった。きらめくメロディーは健在であったが、今度は大きなドラムや声ネタといった要素が目立っていた。この作品は商業的な成功を収めなかったものの、耳に残るサビを作るPowerのセンスは現れていた。 Powerは最近、2013年のベルギーのホラー映画『The Strange Colour Of Your Body's Tears』の音楽を再監修したが、今回のRAポッドキャストは、映画のOSTのように物語性のあるものになっている。 近況報告をお願いします ロンドンから数日前に戻って来たばかりだ。6月27日にBarbicanでBoredomsとライブをやって、88人編成のシンバル奏者に交じってシンバル・リーダーをやったんだ。ライブまで、13人のシンバル・リーダーと練習してから、他の奏者が参加して更に練習した。とても良い経験になったし、参加して良かったよ。 ミックスの制作環境を教えてください エディンバラの自宅のスタジオで、Abletonを使って作ったんだ。 ミックスのコンセプトについて教えてください このミックスは音数が少なく、飾り気のない、暗い曲が多い。こういった殺伐とした楽曲を新しい文脈で提示して、新しいストーリーを作り出したかったんだ。他の俺の作品同様、物語性が重要なんだ。展開が夢幻的だと思う。 Fuck Buttonsとしての活動と比べて、Blanck Massはどういった立ち位置で捉えていますか? Fuck ButtonsはAndyと俺との関係性がアートとして形になったものであって、個人で作っているものとは違う。だからFuck Buttonsの作曲セッションには最初から2人いないと、Fuck Buttonsの曲にはならない。俺ひとりで作るものはBlanck Massになる。 あなたは『Dumb Flesh』について以前、「人類の進化過程における現在の人体の欠陥に関する指摘」であると言っていました。それは、厭世的な視点からくるものでしょうか? そうとも言えるけど、つまりは我々の遺伝子の継承に希望がないことを言っていた。これほど脆い肉体になってしまった今、それに対抗する上でできることは人情を忘れないことさ。 今後の予定は? 作曲、ライブ、家を修復したりだね。自分の人生には基本的に満足しているよ。
  • Tracklist
      Marie Osmond - Paper Roses Elaine Radigue - Triptych pt. 1 Ralph Vaughan Williams - Fantasia On A Theme The Occult Oriented Crime - Worship Me In The Sanctuary Of Transcendence Jacob Kirkegaard & Elsie Marie Pade - Symphonie Magnetophonique Satomi Taniyama - Simulations Of A Garbage Truck Tangerine Dream - Love On A Real Train Lichens - Kopernik Trip Note Pieter Nooten & Michael Brook - Searching Leyland Kirby - They Are All Dead, There Are No Skip At All Beyond The Black Rainbow OST - Sinoia Caves 'Night Mode' Moin - Elsie Francesco Clemente - Flight Through The Resonant Fog Klaus Doldinger - 'Das Boot' Theme Andrea Belfi - Roteano Hawaiian Orchestra - White Birds Lee Moses - Bad girl Tonto's Expanding Head Band - Jetsex Marcello Giombini - Titoli (Main Titles)