RA.464 Paula Temple

  • Published
    20 Apr 2015
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    136 MB
  • Length
    00:59:15
  • 最先端から轟くテクノ
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  • 政治とは関連性の低いシーンにいながら、Paula Templeのように、そっと社会派なメッセージをそえる事ができる人は珍しい。DJ、プロデューサー、そしてレーベル・ボスといった活動を通して、彼女は男女平等、政府や社会による“コントロール・システム”、ヨーロッパの国境問題といった話題に対して問題提起を行なってきたが、活動の主役はあくまで彼女特有のパワフルで、インダストリアルなテクノである。Templeは2000年代前半に音楽界に足を踏み入れ、Chris McCormackのMaterialsからEPをリリースし、Jeff Millsや故John Peelらの称讃を集めたが、その後はライブ・パフォーマンスMIDIコントローラの走りであったMXF8の開発に関わるようになり、制作に興味を無くすようになった。彼女が次にリリースを行ったのは、恵まれない子供たちにミュージック・テックを教えるなどをして6年が過ぎてからのことであった。 今やTempleはR&S Recordsの看板アーティストとして名高い。彼女の2枚のEP、「Colonised」「Deathvox」にはハードでありながら、サウンド・デザインと巧妙なアレンジメントに溢れたトラックが収められており、テクノ・シーンにおいて彼女が再注目されるきっかけとなった。そして彼女自身のレーベル、Noise Manifestoも音楽的、そして概念的な壁を壊そうと動く点で似ている。今日、同レーベルからリリースされた新作『Decon Recon #1』は、原作者という概念を覆した意欲作だ。Oni Ayhun、Planningtorock、rRoxymore、Templeの4人が、共通の音素材をそれぞれで加工し、楽曲として完成させるというものだが、最終的に誰がどの曲をプロデュースしたのか解らない形で収録されている。 TempleのDJセットもまた一風変わったものである。Ableton Liveとターンテーブルを組み合わせたハイブリッドなDJ環境で、今回のRA.464のように、強い引力をもった激しいプレイをこなしている。 近況報告をお願いします 最近ではBlocやロンドンのConvergenceでプレイしたし、R&S Recordsのショーケースパーティーにも出演した。あとFinkの曲のダブル・リミックスが最近出たばかり。Kane RothとTama SumoとTarantismとしてThe Knifeのダブル・リミックスもやったわ。 ミックスの制作環境を教えてください ターンテーブルの1210と、Ableton live、Ableton Push、Allen & Heath K2とPioneerのミキサーというハイブリッドなセットアップで作ったわ。Stattbadでのギグから帰ってきたあと、日曜日の朝にベルリンの自宅で作った。 ミックスのコンセプトについて教えてください その数時間前のクラブでのフィーリングをそのままパッケージングしたような、最近ヨーロッパ各地での私のプレイを表したものにしたかった。最近の私のプレイを見た人なら、覚えてくれているかもしれない瞬間を再現しようとした。特にベルリンでプレイするときみたいなディープさと、爆発的な部分を同じセットで表現できるということをはっきりさせたかった。Tarrik Barriの"Eleven"とか、最近ハマっているシンセ主体のトラックを混ぜて、私のトラック"Ful"の“シンセカペラ”も盛り込んだ。そして最後はPushで即座に作ったアンビエント作品で締めたわ。 今後の予定は? R&S Recordsの次の作品の準備を進めていて、リミックス仕事もあるし、ベルリンのレーベルから今年リリース予定のスプリットもある。あとはNoise Manifestoのコラボ・リリースのショーケース・イベントDecon/Reconもやるわ。今月初めてアメリカでもプレイする予定。
  • Tracklist
      Ancient Methods x Black Egg - Ohne Hande A Cappella - aufnahme + wiedergabe Tarik Barri - Eleven Kwartz - Hole - New Rhythmic Eomac - Spectre Tommy Four Seven Remix - Killekill SNTS - N6 - SNTS Paula Temple - Ful (Synthapella Version) - R&S [Lakker - Dryad Intro] Planetary Assault Systems - 808 Track - Token Sterac - Rotary - Klockworks Xhin - Blades - Stroboscopic Artefacts Tommy Four Seven - Track 5 - CLR Erika - North Hex Orphx Remix - Interdimensional Transmissions Perera Elsewhere - Ebora feat. Paula Temple Remix EDIT - Friends of Friends The Knife - Stay Out Here (Paula Temple Remix) - Rabid Hector Oaks - Strobing Morning - Sonntag Morgen CTRLS - Modular - Token Planetary Assault Systems - Rip The Cut - Ostgut Simulacra - Droste Effect - Subsist Exium - Oppression - Nheoma Kangding Ray - Thar - Stroboscopic Artefacts Reeko - Blueshift - Tsunami Eomac - Crackts - Killekill Caustic Window - Joyrex J5 - Rephlex Clark - Sodium Trimmers - Warp Sawf - Stepa (Prosthetic Pressings Paula Temple - Deathvox - R&S Developer - In Pure Form - Modularz D. Carbone - Asynthetic - Inner Surface Music Brother From Another Planet - Chronicles - 7th City