RA.454 DJ Masda

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    9 Feb 2015
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    156 MB
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    01:08:00
  • 日本のベテランDJが手腕を振るう
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  • MasdaはDaniel BellやZipといったDJがかけるサウンドと近い、品のあるハウスやテクノで知られるベテラン日本人DJである。90年代の半ばからDJ活動をしており、レコードをこれまでリリースした経験がないながらも、クラブプレイのみで日本のトップDJのひとりとして高い評価を集めている。Masdaは2つの重要パーティーに関わってきたことで、その地位を確立したと言える。ひとつ目は大阪にて開催された「quop」であり、レジデントDJとしてLawrenceやBellといったヨーロッパのビッグネームと共演を果たした。ふたつ目は現在も続いている東京のイベント「Cabaret」であるが、こちらは去年10月に15周年イベントを開催したばかり。同イベントは通常Unit/Saloonで開催されるが、ベルリンのClub Der VisionaereとSalon Zur Wilden Renateなどを含む海外のクラブでの開催も行われている(Der Visionaereで好まれるような、抑えた雰囲気の神秘的なハウスはMasdaのスタイルの良き例 )。MasdaはSo Inagawaと共にCabaretのレーベル部門を新しく発足しており、So Inagawaのデビューアルバムが近日リリースを控えている。他にも、ベルリンの気鋭DJであり、ZipのレーベルPerlonからもうすぐリリース予定の、Club Der VisionaereのBinhのEPを出している。 今回のスタイリッシュなRAポッドキャストを聴いてもらえば解る通り、Masdaは世界的にもっと評価されるべきDJ。彼が手がけたこの68分間のミックスには、早朝に心地よく響きそうな、とてつもなくディープなハウスや生き生きとしたテクノが詰まっている。 まずは近況報告をお願いします。 週末は日本のどこかでDJをしていて、平日は都会からだいぶ離れた自宅で自分のレーベルであるCabaret Recordings関連の仕事、日本のレーベルを海外に配給するEFD関連の仕事をしています。あとは出来るだけの時間をかけてお気に入りのレコード屋で週末にかけるためのレコードを常にDigしてます。 このミックスの制作環境について教えて下さい。 このミックスはいつもCabaretのパーティーをやっているUnit/SaloonのSaloonで平日の昼間、フロアーに誰もいない時間を貸してもらって録音しました。使用した機材はTechniquesのターンテーブル、PioneerのCDJとミキサー。 ミックスのコンセプトを教えて下さい。 特にコンセプトは無いんだけど、、、いつもDJをする時はフロアーを意識しながら組み立てて行くんだけどこの時はフロアーに誰もいなかったので、特に意識しないでそのときに持っていた音源の中から結構自由に曲を選んで。いろいろな種類の曲を入れつつも流れがおかしくならないようにっていうのは意識したかも。あとミックスをとった当日東京は大雨だったんでその感じがミックスに反映されてるかもしれないです。 Cabaretの15周年パーティーはどうでしたか? 15周年って事で自分たちへのご褒美としてDaniel Bellに10時間セットをしてもらったんだけどじっくりとパーティーを楽しみたいって意気込みのクラウドがたくさん集まって素晴らしい内容のパーティーになったと思う。Danielの10時間セットのあとのアフターにもたくさんの人に残ってもらって楽しんでもらえたのが嬉しかった。Cabaretとして一つの区切りがつけられたパーティーになったと思う。 あなたはここ数年で度々ドイツを訪れていますが、他の国と比べて、あなたのスタイルにより合っていると感じますか? 他の国での経験がそんなにあるわけではないんで日本と比べてって事しか言えないんだけど、特にベルリンはこの種類の音楽を楽しめる時間と場所、人の数が単純に多いってこと、それから色んな事に対しての寛容さに居心地の良さを感じたことはあったかも。あとは有名無名に関わらず、いいプレイをすると受け入れられるってことの割合が日本より多いのかな。日本でもそういうところは有るけどまだまだ名前のあるアーティストだから人が集まるってところが強いと思う。 今後の予定は? 2月にEli Verveineの日本ツアーと4月にGieglingのレーベルオーナーであるKonstantinの公演で共演を予定しています。あとは3月と4月にヨーロッパツアー。レーベル関連だと、So Inagawaのアルバムを2月にリリースして、Evan BaggsのEPとそれ以外のプロデューサーのEPを何枚かリリースする予定です。それからEFDを通して良質の日本のレーベルの作品も配給して行く予定です。