RA.451 Mr. G

  • Published
    19 Jan 2015
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    139 MB
  • Length
    01:00:22
  • ひたすら良質なハウス・ミュージック。
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  • 「俺は52歳だがまだまだ現役だし、まだまだ若い奴らに負けねぇ」。作品でも、ライブでも、インタビューでも、そしておそらく日常でも、Colin McBeanは手加減をしない。彼のこの言葉は2013年のMachine Love特集からの一言であったが、同記事で彼は、こういった熱意が自身の音楽にいかに重要であるかを語った。Mr G名義で作品作りを行う前、彼はThe Adventというデュオの一員として活動し、獰猛なテクノ作品を発表した。その後彼が手がけた楽曲は比較的ライトなものになっていったが、2000年以来Mr Gとして磨きあげてきたサンプル・ヘヴィなハウス・サウンドは、クラブでかけられたときこの上ないハードさを発揮する。作品の大半は自身のPhoenix Gから出してきたものの、ここ数年、彼はREKIDS、Running Back、Don't Be Afraid、Toi Toi Musikといったレーベルからも発表を重ねている(最近は特に生産的だと彼自身も認めている)。楽曲の勢いに隠れてしまいがちだが、Mr Gの音楽の根底には、彼をアーティストとして突き動かすとてもディープでパーソナルなテーマがある。最近のリリースを例に挙げると、2012年にREKIDSから出したアルバム『State Of Flux』は、彼の親しい友人Lev Van Deldenの死を受けて作ったものであり、彼の一番最近のリリース『Personal Momentz』は、父親が他界した後に生まれた作品であった。 McBeanは最近あまりDJをしていないらしいが、今回のRAポッドキャストを聞けば解るとおり選曲センスは素晴らしく、自身の音楽と同様にグルーヴィーで、ソウルフルで、タイムレスな珠玉の楽曲を紡いでいる。 近況報告をお願いします。 ゆっくり休んで、良いラム酒を飲んでいるよ!2014年は厳しい1年になったが、今は相変わらずのペースに戻っていて、さっそくヤバいものが色々控えている。これは遊びじゃないぜ。全力だ。 ミックスの制作環境について教えてください。 俺のスタジオ(The Heightz)で、2台のボロボロの1210と古いGeminiのミキサーを使って作った。どれも新しいケーブルが必要だ。ははは。 ミックスのコンセプトについて教えてください。 1年を通して良い音楽を沢山購入するから、年末に改めてスタジオの床に散乱しているレコードを聞き直すんだ。旧譜も新譜も、聞き逃した12インチも。そしてそれでミックスを作って、好きなときに聞くんだ。 『Personal Momentz』はとてもパーソナルな背景のあるアルバムです。このアルバムを制作することは一種のカタルシスになったと思いますか? ああ、まちがいない。だがアルバムの曲を聴くたびに、身動きがとれなくなる。曲に込められた感情が呼び起こされて、心が痛むんだ。 最近はクラブでDJをしていますか? いや。ひどい状態の1210が置いてあるクラブとかがあったことを考えると、今はそんな物と格闘しなくて済むから気楽だ。 今後の予定は? 楽しい1年にして、今まで通り生産的に過ごしたい。今、今後Phoenix Gから出す予定の作品群を準備しているが、面白いことになっているよ。あと、このミックスは1曲1曲を楽しむことが目的であって、がっつりとタイトなグルーヴをキープしたミックスではないことを言っておきたい。(笑)