RA.441 Marco Shuttle

  • Published
    10 Nov 2014
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    205 MB
  • Length
    01:29:35
  • 新進気鋭のイタリアン・テクノ・アーティスト
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  • Marco Sartorelliはダークでアブストラクトなテクノをプロデュースしているイタリアのアーティストだ。たしかに、それはイタリアン・テクノで良くあるサウンドではあるが、それでもこの方程式から生まれる作品の幅広さには驚くものがある。Trevisoという街に生まれ、現在はロンドンで暮らすSartorelliは昔からどんよりとした音を好んで来たが、その志向がどのように追究されたかは曲によって様々であった。彼の初期作品はパーカッションやグルーヴに重点を置いたクラブ・トラックであったが、時が経つに連れサウンドは広がりを持っていくようになり、その象徴的なのが、Ecstasy Passion & Painの"Touch & Go"効果的に分解した不気味なブロークン・ビート・ナンバー、2011年の“The Vox Attitude”である。今年Sartorelliがリリースした、RAのおススメシングル、"Sing Like A Bird"にも同曲の面影があったが、この頃には彼はもう違った方向性を提示していた。彼のレーベルEerieは絶妙なまでに催眠的なテクノをリリースしてきており、そのサウンドの代表的な存在であるDonato Dozzyとのコラボレーションを最近アナウンスしたのもうなずける。Sartorelliのニューアルバム『Visione』のファーストトラックにもDozzyが参加しているが、同作はこの曲を皮切りに、53分間のディープでレフトフィールドなエレクトロニクスが展開している。 SartorelliはDJ活動も忙しそうであり、ここ最近だけで彼はCorsica Studios、Berghain、Studio 80に出演している。RA.441を聴けば、彼が人気を集めている理由も解るはずだ。彼が以下で語る「テクノはジャンルじゃなくて、観点の1つだと思う」といった言葉は、一見うぬぼれて聞こえるが、彼はそういった主張を支えるだけの楽曲の幅広さを持っている。 近況報告をお願いします アルバムの準備で忙しかったよ。曲自体は今年の頭にもうできていたんだが、アートワークとかインタビューとかプレス関係の準備があって。プロモーションを普段あまりやらないほうなんだが、アルバムでは多少はやらなくてはだめだからね。EPと比べてアルバムには沢山色々と細かい仕事があってびっくりしたよ。 あと最近、新しく手に入れたマシンで実験的に色々な新しい音も追究しているんだ。自由に遊びながら、面白い音の加工の仕方を見つけようとしている。いったんアルバムを完成させたあとは、しばらく休んで次の段階向けて、新しい音楽的な方向性を模索するべきだと思うんだ。 ミックスの制作環境を教えてください ハックニー(ロンドン)の自宅のスタジオでレコーディングしたんだ。具体的には、愛用のTechnicsやら機材を全て揃えてある自分のベッドルームでだ(こう言うと学生臭いことは解っているが、残念ながら、学生時代はもう随分昔だ)。まだテストプレスがなかったため、ニューアルバムの曲だけちがうが、あとはほぼアナログだ。 ミックスのコンセプトについて教えてください Podcastは毎回とても大真面目に取り組んでいるんだ。長い時間をかけて作るし、イライラするほど格闘するんだ。その制作プロセスは楽しいとは言えないが、出来上がったものにはとても満足感がある。俺にとってこれは、ただ相性の良い20曲を選んで、順番に繋げるだけではないんだ。俺は一貫性のあるストーリーを組み立てたいし、サウンド、特にムードが一貫していながら、ジャンルは様々、という選曲が理想だ。エレクトロニック、ハウス、テクノ、ジャズ、ダブ、ノイズ、インダストリアル、クラウト、サイケデリックなど。これは全て、ひとつの音楽の旅の中で見かける違った景色、にすることができるんだ。俺は、テクノはジャンルじゃなくて、観点の1つだと思う。そうやっていつもミックスを作っている。 以前あなたは、アルバムの楽曲を制作するときわざとテンポをとても高く、あるいは低く設定してから始めたと言ってました。そうすることで、どのような結果が生まれましたか? 結果的には、今まで作って来た曲よりもリズムが複雑に重なったり、予想に反したものができたりした。音の間に隙間をいれることや、アレンジメントの展開に違ったダイナミクスを生むことができた。よりアブストラクトなアプローチだ。 Donato Dozzyとはどうやって知り合ったのですか? 去年Labyrinthで会ったんだ。それで仲良くなったが、そのずっと前から連絡はとっていたんだ。Voices From The Lakeのもう片方、Neelとも同じで、Labyrinthで出会った。彼が俺のアルバムやAnxurリリースをマスタリングしたんだ。 今後の予定は? モンゴルに行きたい。
  • Tracklist
      Edward Artemiev - Dream (???????) Neel - Concept 7 - (Spectrum Spools) blndr - function 303 (Hypnus) Dj Qu - The Zones (Strength Music) Elemental - Scant (Alpha Cutauri) In Aeternam vale - 62,54hz (Minimal Wave) Zipcode - Untitled/track 4 (LA Club Resource) Broken English Club - Divinity (Minimal Wave) Michael Rother - Feuerland (Bureau B) Marco Shuttle - Beyond The Mass (Eerie) Fanon Flowers - Hunt Patterns 1 (Mechanisms Industries) Domenico Crisci - Lash (to be released on Eerie) Jeff Mills - The Sin (Axis) Stanislav Tolkachev - Like No One Is Watching (Semantica) Aleksi Perala - UK74R1405016 (AP Musik) Anxur - Volo 2 - (Eerie) Blendi - Wirr 1/Track 2 (Atelier) Marco Shuttle - Volts - (Eerie) Surgeon - Presence (Dynamic Tension) Terry Riley - Journey From The Death Of A Friend (Warner Bros) Jeff Mills - Glen21 (Tomorrow)