RA.385 Daniel Avery

  • Published
    14 Oct 2013
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    160 MB
  • Length
    01:09:40
  • マシーン・ファンクな70分
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  • 去年、Daniel Averyが本名でリリースを開始して以来、彼はシーンの流れに変化をもたらしてきた。彼が作り出した、ハウス、テクノ、そしてエレクトロの狭間にあるサウンドは、現行のクラブ・ミュージックのスタイルに反する物だとも言える。それには彼のルーツが大きく絡んでいる。Averyはギター主体の音楽を聴いて育ち、ダンス・ミュージックに関しては遅咲きだったのだが、TrashやBugged Out!といったインディー・ロックの影響を受けたダンス系のイベントでダンス・シーンにのめり込んだ。Bugged Out!にて、彼はPhantasy Sound主宰のErol Alkanと出会い、その後同レーベルが彼の作品のメインのリリース元となった。ロンドンのfabricとの繋がりも、Averyが注目を浴びるようになった理由の1つだ。Stopmakingme名義でDJをやっていた頃、彼はfabricのレジデントを務めており、去年はfabricの人気ミックスシリーズの『FabricLive 66』を担当した。そしてこういったことが積み重なり、先週デビューアルバム、『Drone Logic』を発売し、1つの頂点に達した。同作は彼の独特なサウンドがより洗練されており、質感の繊細さが増した作品に仕上がっていた。 RA.385のミックスを行ったDJが誰だか事前に知らなくても、聴けば解るだろう。それほど、Averyのミックスとプロデュースのスタイルは唯一無二なのだ。 近況報告をお願いします 最近はアルバムの準備をしたり、DJギグでとても忙しかったんだ。最近はDJが最高に楽しんだ。 制作環境について教えてください ロンドンの自宅にある俺のスタジオで、CDJとSpace Echoを駆使して作ったよ。 今回のミックスのコンセプトは? アルバムを作った時のフィーリングを表したものにしたかった。アルバムはループエフェクトとか、ギターペダルを通して加工したトリッピーなドローン・サウンドが豊富なんだ。このミックスは一応ダンスフロア向けではありながらも、そういったアイディアを再度試してみた。 『Drone Logic』を作る上で、何か具体的な狙いはありましたか? アルバムとして通して聴けるものにしたかった。再生ボタンを押して、リラックスして、じっくり最後まで聴けるような。俺が最初に出会ったダンス・ミュージック、というか音楽はそうだったからだ。全体で1つの作品として味わえるものにしたかった。 インディー・ロックの影響を受けたダンス・ミュージックを聴きに行くとしたら、ロンドンでオススメの場所はありますか? 良く知らないね。ここ10年ほどで、“オルタナティブ”・ミュージックという概念がすっかり変わってしまった。あと、別に俺は“ロックとレイヴの融合”みたいなものをまた流行らせようとしている訳ではないことは解って欲しい。全く興味がない。俺はサイケデリックなものが好きなんだ。魅惑的なシューゲイズでも、開放的なテクノでも、俺にとっては根底は同じさ。俺のアルバムは、様々なサウンドに影響されていて、おそらく色んなシチュエーションに合うと思うが、基本の部分はクラブ・ミュージックだ。 今後の予定は? 盛りだくさんのDJギグ以外で言うと、Factory Floorの楽曲のリミックスを今仕上げていて、LAの新しいバンドのための数曲を制作している。まだあまり多くは語れないが、良い感じな作品になりそうなんだ。