RA.364 Skudge

  • Published
    20 May 2013
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    85 MB
  • Length
    01:14:00
  • スウェーデンから響くテクノ
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  • スウェーデンのテクノ・デュオSkudgeは、予測不能であり、同時に信頼の置けるアーティストでもある。活動を始めてしばらく経つ彼らだが、スタイルを大幅に変える事なく、フレッシュさを保ってきた。Rivet、MRSK、Aardvarckといった同志達の作品をレーベルSkudge Presentsを通してリリースし、Skudgeのビジョンをより強固なモノにしてきた。2011年のフィーチャー記事、Charting SkudgeにてTodd Burnsは「これはテクノだろうかハウスだろうか?」といった質問を投げかけていたが、今回のRA podcastを聴いたら、あなたもそう問いかけるかもしれない。まずは彼ららしいスタートを切って代表曲を通過し、手を上げて騒ぎたくなる方角へと急展開したと思ったら、暗闇へと誘われる。途中、トランペットの音色さえ聞こえてくるかもしれない。 まずは近況報告をお願いします 最近、ヨーロッパでいくつかギグをこなして来たばかりで、今はリミックスを制作中だ。しかしその前に、スタジオのケーブルを接続し直すという、いつまでも終わらない楽しみがある!あと、今年だけで何枚ものレコードのリリースがあるから、リリーススケジュールを整理しないといけないんだ。今週末のストックホルムのBernsでのパーティーの後は、マルメのInkonstでKontra-Musikの仲間たちと一緒に初のレーベルナイトをやる。 ミックスの制作環境について教えてください まずはお互い、大好きなレコードをピックアップした。その過程で忘れていた宝石の発見とかもあった。次は、“ストーリー性”を持たせるために色々な曲の組み合わせにトライしてみて、省いたお気に入りもたくさんあった。そして、レコーディングだ。俺たちにとって初めてのちゃんとしたポッドキャストだったから、しっかりやろうと気合いを入れていたんだが、そんなに時間がかけられなかったからパソコンでミックスしてしまおうか話し合った。そして数週間その方法でやってみたんだが、俺たちみたいなどうしようもないヴァイナル・ヘッズには合わないという事が判明した。で、結局Technics 1210とベーシックなミキサーを使って、Christianのパリのスタジオで録ったんだ。その後何も手を加えていない。俺たちはDJするのが大好きなんだが、最近はあまりやるチャンスがないんだ。 今回のミックスのコンセプトについて教えてください 俺たちの大好きなアーティストをショーケースすることも目的の1つだったが、それだけでなくストーリーを伝えたかったんだ。驚きの展開、緩急、そして予想を裏切るテンポチェンジで、ストーリー性を持たせた。俺たちにとってDJとは何か、を表したかったんだ。2つの曲を組み合わせて、新しい何かを生み出すこと、そして異なるBPM間を行き来すること。俺たちにとってDJという行為はとても重要だ。DJを舐めてる奴らもたくさん居ると思うし、そのせいで安全でつまらないミックスもたくさんある。DJをする事は、アーティストが自分のテリトリーの外へと冒険できる格好のチャンスだと思うから、冒険をしないのはもったいないと思うね。 あなたたちはこれまで自身の音楽のリミックスをたくさんのリミキサー達にお願いしてきましたが、リミックスのどういう所が好きですか? WarpやなんかがリミックスEPをいつも出していた昔が懐かしいんだ。LFOがシングルをリリースしたら、その次にはリミックスが出ることはすぐに予測できた。あれが楽しいんだ!レーベルを運営するのは非常に大変だから、せめて楽しみながらやりたい。あとアーティストと繋がりを持って、コラボレートする機会にもなる。Skudgeファミリーを築いていきたいと思っているが、周りの人にEPをお願いしても時間が無かったり、他レーベルとの契約上無理な人もいる。けどリミックスなら気軽にお願いできるんだ。 特的のクラブやダンスフロアを意識してプロデュースを行うことはありますか? 場合によっては、パターン化することは必要かもしれない。しかし、俺たちにとっては意味の無いことだ。俺たちは時間と乖離した、いつまでも色あせない音楽を作りたいから、文脈は必要ないんだ。 今後の予定は? 最近リリースしたKoehlerやFishermenなど、ニューカマーの作品が好調だ。今年はもっとニューフェイスを世に出していくつもりで、まずは近々Innerspace Halflife EP、その後はAlex Cortex、Aardvarck、Rolando、FishermenなどのLPやEPが登場する。更に、俺たちのセカンドアルバムも来年のリリースをメドに制作にとりかかっているが、急ぐつもりはない。今年中にヨーロッパ以外の海外でもSkudgeのレーベルナイトを開催する予定だから、期待していてくれ。