- パーティーを盛り上げるDiynamicな男
- Mladen Solomunはヨーロッパのハウスシーンに2006年に登場し、以来着実に地位を確立していった。2013年は彼にとってすでに忙しい年となっており、Diynamic Musicの主宰、ハンブルグのクラブEgoの経営に加えて、イビサ島の2つのクラブ(PachaとSankeys)でのレジデントを毎週務めている。更に、Diynamicは5月に新しくフェスを開催。アムステルダムのArena Parkにて、Studio 80との共同プロデュースのもと12時間の屋外イベントを行い、Kollektiv Turmstrasse、H.O.S.H.、Stimming、David Augustといったアーティストが勢ぞろいする。だが彼のイビサ島との関係はそれだけでなく、burn studiosの2013 Residencyにも参加している彼は、Steve Lawler、Maceo Plex、Fatboy Slimといった著名DJ陣と共に若手DJの特訓合宿を行う。(水曜日のOsloのイベントJaegerから、Solomunのburn出演が始まる)。
近年は特にフロア志向の選曲で有名になってきたSolomunが手掛けた今回のRA.360は、モダンなハウスとポップなフレイバーを混ぜた絶妙なミックスに仕上がっている。
まずは近況報告からお願いします
プールに行きたかったのだが、どのトランクスにするかで迷っていた。ハッピーなブラックでいくか、クレイジーなグレイにするか。こういう難しい選択は大嫌いだ。最終的にはサウナに行った。
ミックスの制作環境について教えてください
ハンブルグのクラブ、Egoで2台のCDJ-2000とAllen & HeathのミキサーXone 92を使用した。あと人に私のプレイを聴いてもらって、パーティーの雰囲気をだすようお願いした。
今回のミックスのコンセプトについて教えてください
空気的に合うと思った30ほどの曲を集めて、ワンテイクで録ることが目標だった。イントロとアウトロの曲だけは準備したんだ。
今年のイビサでは2つのレジデントを務めていますが、なぜあなたがやっていることはイビサに合うのだと思いますか?
私が海の魚だとしたら、イビサは美しい珊瑚礁だ。食糧が手に入って脅威から身を守ることができる。
そしてイビサでのburn studiosのResidencyとも関わっていますね
アーティストとして、何等かの評価をするのもされるのも良いことだと思う。だからオファーがきた時は迷わずOKしたんだ。先生に向いているかどうか解らないけど、曲が良いか悪いかはすぐに解る。
イビサのレジデントDJになろうとしている人にアドバイスをするとしたら?
経験を積んで人と繋がり、輪に入ることだ。それがだめならフォースを使え!
今後の予定は?
サウナでじっくりトランクスのことについて考えた挙句、ハッピーブラックのほうを選んだよ。