- ニュージャージー出身、ディープハウスの神による貴重なミックス
- イタリア発のパーティーCirco Locoとの関係について、「振り出しに戻った気分。」とKerri Chandlerは語る。Circo Locoからの説得を受けた彼は、同パーティーのオープニング/クロージングを務めることになり、それ以後家族的繋がりを持つようになる。そして2011年のシーズンに頻繁に出演したことがきっかけで、これまで以上に世界的注目を浴びるDJになり、CircolocoがKerriに与えた影響力は色々な意味で計りしれないものとなった。Kerriはニュージャージー、そしてニューヨークを代表する最も重要なハウス・アーティストの1人で、作品は1991年にまで遡り、ディスコグラフィーを見れば彼がいかにシーンに貢献したかが分かるだろう。そんな彼は、off-Sonar期間中にバルセロナのBeCoolにて開催されるRAのVSシリーズにて、Chez Damierとバック・トゥー・バックで共演を果たす。
RA.315には、Kerri Chandlerの現在を実感出来るタイムレスなハウス・ミュージックが登場だ。
最近の活動はどんな感じですか?
Madhouseを再開したのと、新しいレーベルMadTechを始動したんだ。Madhouseはずっと昔から始めた、プロジェクトであり大切なレーベルなんだ。とても素晴らしい奴らとこのレーベルを動かしていて、興味深い作品がリリースされる予定だよ。一つのサウンドに縛られない、全ての人に向けた音楽ばかりなんだ。俺のDJセットにも言えることだけどね。
それ以外ではツアーも決定して、バルセロナで開催されるRAのイベントではChez Damierと共演する予定だよ。あとは、DC-10で開催されるCirco Locoのレジデンシーも予定してる。
このミックスの制作環境について教えてください。
自宅でターンテーブルとCDJを使って作成した。自宅の地下がスタジオ(遊び場といったほうがいいかな!)になっていて、ビンテージ・ドラム・マシーンや、シンセサイザー、ターンテーブルに、Native Insturumentのソフトウェア/ハードウェアまで揃っているんだ。ツアー中は、TechnicsとCDJをメインに自分の気分に合わせてプレイしていて、今回のミックスもそれに似たような感じだよ。
このミックスについて何か特別なアイディアがあれば教えてください。
ミックスをレコーディングした時の気持ちを表現したものなんだ。俺のセットを聴いた人なら分かると思うけど、俺はどんなスタイルのミックスでも出来るんだよ。このミックスは、録音時の自分をスナップショットしたものなんだ。
今週末にスペインで開催されるRA VSで、Chezとバック・トゥー・バックでプレイされますが、どのようなセットになると思いますか?
彼とは最近全く顔を合わせていなかったから具体的にはどうなるか分からないけれど、とにかく楽しみたいと思ってるよ!
今後の予定を教えてください。
とにかくツアーの連続で、その合間にスタジオでの作業を行なうよ!ブルックリンに戻るまで一睡もしない勢いだね!では、バルセロナで!