日本のアンダーグラウンドシーンにフォーカスしたドキュメンタリーシリーズIn:Depthが始動

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    Fri, Mar 5, 2021, 03:30
  • Words
    Tomoko Naoshima
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  • 第1章の関東編ではForestlimit、heavysick Zero、SHeLTeR、Lighthouse Recordsをフィーチャー。
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  • 日本全国のアンダーグラウンドミュージックシーンに焦点を当てたドキュメンタリーシリーズIn:Depthが、3月6日にローンチする。 各回が約100分間に及ぶというこの長編映像は、各地のローカルシーンを支える場所や人物にスポットライトを当てていくほか、各スポットと所縁のある海外ゲストを交えながら、ローカルとグローバルの両方の視点で構成されているという。第1章の関東編は、東京・幡ヶ谷のエクスペリメンタルスペースForestlimitからスタート。同ヴェニューの主宰であり、サウンドエンジニア、そしてノイズミュージシャンでもあるナパーム片岡と、自身のリスニングパーティーidealaを毎週木曜に主催するDJのAKIRAM EN、そしてゲストとしてロシア人アーティストButtechnoことPavel Milyakovが登場する。続いて3月27日に公開予定のエピソード2では中野のheavysick Zeroを訪れ、その後八王子のリスニングバーSHeLTeR、そして渋谷のレコードショップLighthouse Recordsの映像が順次公開される。 第二章は九州に場所を移し、大分Azul、福岡Kieth Flack で開催されるパーティー0FFICE、熊本Navaro、そして福岡のレコードショップKalavinka Music / Sextansをフィーチャーする。配信スケジュールや各エピソードの詳細は、In:Depthのオフィシャルページをチェック。 尚、本シリーズは有料コンテンツとなっており、視聴チケットは現在Zaikoにて販売中。月額440円のIn:Depth PLUSのサブスクリプション登録メンバーは、各エピソード1000円で公開期間中は何度でもアーカイヴを視聴可能となる。サブスクに登録しない場合は各エピソード3500円、アーカイヴは3日間のみ視聴可能だ。 プレスリリースによると、本プロジェクトはコロナ禍で苦境に立たされているアンダーグラウンドシーンのサポートが目的とのことで、収益の一部は映像に登場するヴェニューやアーティストに還元される。また、「これまで興味はあったけど遠方で行くことのできなかった地域のローカルシーンを垣間見たり、年齢制限から体験することのできなかったナイトライフに触れてみるなど、社会的な距離がある現在でもこのプロジェクトは“Zaiko”のデジタルプラットフォームを介して、視聴者の物理的な距離を縮め、どこにいても私たちを繋げることができると信じています」とIn:Depthはコメントしている。 以下でシリーズのトレイラーをチェック。
RA