SOPHIEが34歳で死去

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  • 人気エレクトロポップアーティストが、本日アテネで急逝。
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  • 現代のベスト・エレクトロポップアーティストの1人SOPHIEが、34歳の若さで急逝した。 訃報は本日1月30日に、ソーシャルメディア上に浮上。その後SOPHIEのマネジメントチームが、NMEから公式コメントを発表した。 「とても悲しいお知らせですが、本日午前4時頃、ミュージシャンでありプロデューサーであるSOPHIEが、拠点としていたアテネで不慮の事故により亡くなりました」と、ステートメントには綴られている。「今は遺族への敬意とプライバシーを最優先とさせてください。また、彼女のファンの皆さんにも敬意を払い、思いやりを持って慎重に訃報を扱ってください」 1986年にグラスゴーで生まれたSOPHIEことSophie Xeonは、DJ、プロデューサー、パフォーマー、シンガーソングライターとして人気を博した。彼女は2012年のトラック“Nothing More To Say”でブレイクして以来、“BIPP”、“Hard”、“Lemonade”といったレフトフィールド・クラブのヒット曲をNumbersからリリースし、特にPC Musicのファンの間ではカルト的な地位を獲得した。 また、SOPHIEは3枚の素晴らしいフルレングスも発表している。2015年にカスタマイズマーチャンダイズ付属のコンピレーション『Product』を発表した後、2018年にはデビューアルバム『Oil Of Every Pearl's Un-Insides』をリリース。同作がグラミー賞にノミネートされて以降は、Madonna、Charli XCX、Vince Staples、Flumeといったアーティストをプロデュースしてきた。そして2019年発表の『Oil Of Every Pearl's Un-Insides Remix Album』もまた、これまでにないユニークなフォーマットの作品だった。 SOPHIEの遺作となった“UNISIL”は今月28日にリリースされたばかりで、彼女が唯一リミックスを許可したとされるAutechreによるリミックスが収録されている。 特注マーチャンダイズから艶やかなアートワーク、壮大なライヴパフォーマンスまで、彼女はあらゆる形で我々を楽しませてくれた。SOPHIEはポップとエレクトロニックミュージックの中で独自のスペースを切り拓き、メインストリームとアンダーグラウンドの両方で絶大な支持を得た。 SOPHIEによるトラック“It's Okay To Cry”と、いくつかの追悼コメントを以下でチェック。
RA