Published
Wed, Jan 27, 2021, 07:00
- SHERELLEほど、160BPM以上の音楽が持つ可能性を表現できるDJはなかなかいない。
先日英語版サイトで公開した、2001年から2020年までのエレクトロニック・ミュージックの黒人アーティストにフォーカスしたRe-record特集の一貫として、1週間に及ぶMix Of The Dayテイクオーバーを実施する。
おそらくほとんどの人がSHERELLEを最初に聴いたのは、世界中で拡散され、彼女を瞬く間に有名にした2019年のBoiler Roomのセットではないだろうか（私たちはこの10年間で最も重要なミックスの一つとしてこれを選んだ）。しかし、このセットはバズるひと時よりも遥かに重要な意味を持っていた。フットワーク、ドラム＆ベース、その他のアップテンポなスタイルを見事にミックスし、その前後の全てが黄金のように感じられた。以来、彼女はこの分野で活動するUKのDJのうち最も注目を集める一人なり、Nainaと共にHooversoundを立ち上げ、Sinistarr、Hyroglifics、Tim Reaperといったアーティストのキラーレコードをリリースしている。
SHERELLEのDJプレイには、最初のビートからあなたの心を掴むような非常にパワフルな何かがある。それは彼女のDekmantelポッドキャストに最もよく表れており、彼女はこのセットを「純粋な怒りの80分間」と呼んでいるが、リスナーからは純粋な喜びの声が聞こえてくるような、非常に魅力的なコレクションだ。（オマケ: 伝説のDJ Flightをフィーチャーした彼女の最新のBBC Radio 1 レジデンシー・ショーをチェック。）