Bandcampがヴァイナルプレスサービスの対象コミュニティを拡大

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    Fri, Jan 15, 2021, 07:08
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  • 2019年に導入されたクラウドファンディングによる製造サービスの利用に、1万組のアーティストやレーベルが招待された。
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  • Bandcampは、同プラットフォームのより広いコミュニティが利用できるよう、ヴァイナルプレスサービスを拡大した。 2019年に一部のアーティストやレーベルを対象としたパイロット・プログラムとして開始された、このクラウドファンディングを活用した取り組みは、セラーがプレオーダーによって顧客から資金を調達し、先行費用なしでヴァイナルの製造工程をカバーすることができる。現在、さらに1万人のBandcampのセラーがこのプログラムの参加に招待されており、2021年を通じてさらに拡大されていく。 このプロセスでは、セラーがデザインを提出、キャンペーン目標(最低250枚)を設定し、その後30日間予約を受け付けることができる。キャンペーンが成功した場合、プレス、印刷、顧客への発送はBandcampが担当する。 2019年の始動以降、このヴァイナル・プレスサービスでは、65カ国に向け13,000枚のレコードを製造・発送している。さらに広い話をすると、2020年には200万枚以上のレコードがBandcampを通じて販売されており、これは前年の2倍の数値となる。 このサービスは、チケット制ライヴストリーミングBandcamp Fridaysなど、Bandcampのコミュニティに焦点を当てた様々な取り組みに加えて提供される。Bandcamp Fridaysは毎月第一金曜日に販売手数料を免除するサービスだが、最短5月までの延長が先日発表されたばかりだ。 特集記事、アンチ・アルゴリズムの音楽: Bandcampは如何にしてアーティストが逆境に打ち勝つのを支援しているかを振り返ろう。
RA