ダンスミュージックイベントはコンサートと同等の減税対象、ドイツ連邦税務裁判所が判決

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  • この重要な判決によって、入場料への付加価値税が19%から7%へ引き下げられる。
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  • ドイツ連邦税務裁判所が、ダンスミュージックパーティーはコンサートと同等の減税措置を受けるべきとの判決を下した。 この極めて重大な判決によって、ドイツ国内のクラブは、2009年以来のスタンダードであった入場料への付加価値税率19%が、7%へと引き下げられる。南ドイツ新聞の記事によると、ベルリンのクラブBerghainとザクセンのイベントがそれぞれの地方裁判所で勝訴した後、連邦財政裁判所(Bundesfinanzhof)で上訴裁判が行われたという。 今回の裁判では、クラブでのイベントが“文化”であるコンサート、あるいは“娯楽”であるパーティーのどちらに該当するかが争点となった。 連邦財政裁判所は、「“平均的なビジター”の視点からのイベントの主な目的が音楽パフォーマンス」である限り、前者に該当すると認定。このことは、キュレーションされたプログラムを実施するクラブのみが減税対象になることを示している。 「まだ、お客さんがDJとアーティスト目当てで来ていると証明する必要があります」と、ベルリン・クラブコミッションのLutz LeichsenringはResident Advisorに説明する。「例えばショッピングモールでライヴDJがプレイする場合は7%の対象にはならないでしょう、なぜならお客さんは買い物目当てでそこに行ってますから。しっかりと主張しなければなりません」 彼はこう続ける。「この件に関してはこれが最高の決定となります。これより上のレベルの裁判所はありません。税務署の負けは間違いないのです」 この件の始まりは2005年にまでさかのぼり、当初連邦財政裁判所はテクノイベントはコンサートと同等であるとの判決を下した。その判決は2009年に覆されたが、さらに2016年にBerghainがベルリン市を訴え、勝訴していた。